今日もゆる347

 

するすると流れておちて深窓の外だけ洗う五月雨のいろ

自らに突き刺しつづけた思いやり 独善的に泣くんだ空も

ぱさついた鈴カステラと牛乳がそれでも笑うための贄なり

つつかれてつつき返してこのしょうぶ水面下ほどほんとは和やか


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?