エッセイストになりたかった私が、小説家になることをやめる選択をしたら。逆に、エッセイストになれたお話。
小生は、もともと、エッセイストになりたくて、小説家を目指していた。
時空モノガタリ文学賞では、
2回、最終選考に残った。
(その時に、切磋琢磨していた。
大阪の冬垣ひなたさんは、
「スイーツの泣ける話
〜苺味の追憶〜」で、
文壇デビューすることになる。)
私は、出版社採用、で、
「聖女の微笑み」で、ISBNを修得して、国立国会図書館のデータべースで検索できる作品を執筆した。
ちなみに、あの「永遠の0」や「海賊と呼ばれた男」を執筆した、小説家の百田尚樹さんは、
「夢を売る男」の中で、ISBNを修得したぐらいの駄作が国立国会図書館に溢れていると執筆されていたが。
私の知人の漫画原作者、村田真哉さん(代表作「アラクニド」)は、ISBNがつくことによって、流通が起こる事が非常に良い事だと仰っていた。
私はどちらの意見ももっともなので、両方とも、参考にしていました。
そして、まだ、
未完の作品が、
パソコンの中にあり、
「烏天狗の思い遣り(仮題)」
ただ、ひたすら、ほぼ岡山県が舞台の中編小説がある。
吉備津神社と大原美術館がメインの舞台となる恋愛小説。
(一応、書き上げたのだが、
間違いを執筆してはいけないので、最後のフィールド・ワークに、吉備津神社と大原美術館にチェックをしに行きたかったのだが、当時はコロナ禍で外出を控えていた。)
しかし、私は、思い切って、
小説家になることをやめる選択をして、
図書館でかりてきた芸術家の全集を読んでみて、
アンリ・マティスの切り絵の「カタツムリ」と出会った。
その「カタツムリ」の意味は、
「生きる喜び」。
そして、見よう見真似で、切り絵に挑戦してみて、それを、ルクセンブルク・アート・プライズに応募してみた。
そうしたら、
ルクセンブルク王国の
ピナコテック美術館より、
「幸せの青い鳥」で、
芸術功労証書を授与されて、
小説家としてではなく、
切り絵作家として、
津山朝日新聞にエッセイを掲載することになり、見事に遠回りはしたが、
夢のエッセイストに晴れてなれました。
あの時、長年の小説家生活をやめることは、
かなりの決断力が必要でしたが、
結果は、今のところ大正解です。
次の夢は、エッセイを沢山ためて、
エッセイ集に切り絵を添えて発刊することです。
「幸せの青い鳥」
ルクセンブルク大公国のピナコテック美術館より授与される「芸術功労証書」です。
(ちなみに、デジタル署名が入っているので、
ほぼ偽造不可能なんです。)