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書きかけの下書きに「トップランナーの孤独」という一文があって、仕上げるか~と思って見返した。
当初は人よりも先に行く人、走る人達は人と違う景色を見ることができる。それは素敵なことだけれど、あまりに先に行きすぎてる人は、その景色を共有することが難しくて、理解されないこともあるんじゃないかみたいな内容で、秀でている人は孤独だったり人知れぬ苦悩を抱えていたりするのかな~なんてことを書くつもりだった。

でも、よくよく考えてみたら、凡人は凡人なりに思ってること、考えてることがあって、他人と同じような理解をしてるつもりでも、人と話してみたり、noteの記事やコメントを拝読したりすると共感できることもあるけれど、そうじゃないことも多くて、特にリアルでは伝わらないな~って感じたりする。
伝わらないのは、自分の伝え方もあるだろうし、相手の考え方や人間性もある。それ自体はしょうがないことだし、他人にたくさんのことを期待するのも違うけど、自分は少数派なのかなとか思うと少し淋しくもある。

他者に迎合するのは、楽かもしれないな、ってふと弱気になったりする。でもただ群れてるだけに見える人達と、同調圧力をかけ合いながら一緒にいるのも疲れるだろうし・・・
わかりあえない孤独って、内省的に物事考える傾向の人は、感じやすいかもしれない。表面的なコミュニケーションをどんなに上手にこなしても、自分の心まで理解してもらうのは難しいし、反対に理解したい想いはあっても、他人の本当の想いまでは計り知れない。

突き詰めて考えれば誰もが孤独を感じることはあるだろう。誰かと一緒にいれば解消される孤独感もあるけど、「自分だけ」って感じる自分だけの世界を抱えている。それが闇とは限らないけれど。

人を構成する要素はすごくたくさんあるから、人っていつでも孤独で淋しいだけじゃなくて、人に慰められたり、共感しあったり、理解できた・されたって感じること、楽しいこと・うれしいことなども無数にある。
だけど、自分だけにしかわからない「想い」や「気持ち」や「思考」も確かにあって、自分だけで抱えたいこともあるけど、時には人に理解してほしくなって、でも伝わらないもどかしさがあって、そんな時孤独だったりする。

何から何まで、自分と同じ景色を見てくれる人は誰もいない。少しずつ重なることはあるけど、誰でも自分独自の景色を眺めながら歩くんだな~って感じる。そういう意味では、後先関係なく誰もが一人。