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働かずに暮らす38歳無職の独身男が少年と出会って学んだ“人生リハビリ”の方法-映画アバウト・ア・ボーイ感想
この映画、「無職の独身男性」と「心配性の少年」の組み合わせで、気づけば心が温かくなってました。
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ウィル・フリーマン。38歳、無職、独身。ノース・ロンドンに住み、亡き父がクリスマス・ソングを一発ヒットさせたおかげでお気楽な印税生活を送っていた。ある日、ウィルは12歳の少年マーカスと出会う。マーカスはシングルマザーの母親フィオナのひどい鬱病に悩んでいた。そんな矢先、フィオナが自殺を図る。
というわけで、今回はウィルとマーカスの奇妙で最高な物語を全力で語ります!
働かずして暮らす38歳ウィル。これ、人生のゴール?
ウィルはとにかく自由気まま。父が作ったクリスマスソングの印税で、特に働く必要もない人生を謳歌しています。でも、その「自由」は一見充実してそうで、ウィルの心の奥では実は全然幸せそうじゃない。心の奥で自分は空っぽと感じてるし、友達もいないし、恋愛も適当。
ここで思ったんですよ。もし自分が同じ状況になったら、果たして楽しいのか?「仕事がないと時間がありすぎて、逆にどうしていいかわからなくなる」みたいなこと、ありません?
一方の少年マーカス、12歳にして人生ハードモード
マーカスはシングルマザーのフィオナと暮らす少年。でも、母親がひどい鬱病で、彼自身も学校でいじめに遭う日々。なんてハードモードな12歳!
でも彼、すごいんですよ。問題が山積みでも、行動する力がある。例えば、母親を助けるためには僕だけじゃ足りない、もう1人いる!と、ウィルに近づいて母親とくっつけよう作戦に動いていくんです。
この大胆さ、少しは見習いたいものです。
ラストシーン、少年マーカスの一言に心を撃ち抜かれる
一番心に響いたのは、ラストシーン。いろんな出来事を越えた後、マーカスがウィルに「失敗しよう」と言うんです。これ、めちゃくちゃ深いんですよ。
だって、失敗を恐れて何もしないより、失敗してでも何かを試す方が100倍良いってことですよね?人生って、そういうトライ&エラーの積み重ねでしか進まない。
支え合いに決まった形なんてない
ウィルとマーカス、そしてフィオナの間に新しいは「支え合い」が生まれます。でも、その形がすごく不思議なんです。例えば、ウィルがマーカスを助けるようで、実はマーカスがウィルを救っている。そしてその支え合いは「カップル」という形にとらわれていません。「人と人としての支え合いのひとつのかたち」を描いてくれています。
ここで得た教訓は、「支え合いには正解なんてない」ってこと。あなたに合うやり方で、お互いを助け合えばそれでいいんです。
日常に活かすなら「どんどん試す」
この映画を観て、「思いついたことはどんどん試すべき」と感じました。12歳のマーカスの実行力を見ていると、失敗を恐れている暇なんてないなと思います。
何でもいいんです。失敗してもいいから、まずはやってみること。それが、この映画から得た一番の行動指針です。
得た教訓:「失敗しよう。それが一番の成功法則」
この映画の核心は、成功のために必要なのは「失敗を恐れないこと」だと教えてくれるところです。
ウィルもマーカスも、失敗を恐れていた時期があります。でも、そこから一歩踏み出すことで新しい人生が始まった。だからこそ、私たちも恐れずにやりたいことを試していきましょう。
最後に、この映画から学ぶこと
『アバウト・ア・ボーイ』は、ダメな大人と傷ついた少年が出会い、お互いに変わっていくことを通して「支え合い」を紡いでいく物語。これって、どんな人間関係にも通じる話だと思いませんか?
自分の周りにいる人たちを見てください。そして、自分が誰かの助けになれるか、逆に助けてもらえるかを考えてみてください。それが「支え合い」の第一歩かもしれません。
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