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ゆるっと処暑の養生と心のこと

みなさん、こんにちは。

朝晩は時折涼しい風が吹くようになり、日暮れも早くなり、少しずつ秋の気配を感じるようになりました。

昼間は暑さもしっかりありますが、今日はちょっぴり過ごしやすいような気がします。

さて、今日から二十四節気の「処暑」に入りました。

処暑は、夏の暑さが和らぐころのこと。

暑さから涼しさへの変化も、私たちには知らず知らずの大きなストレスとなり、疲れやだるさのもとになります。

夏の暑さは熱や汗、イライラ、のぼせをもたらします。

そこに湿気のだるさや重さによって、さらに弱り、食欲低下や夏バテ状態に。

それを引きずると、乾燥の秋に咳や鼻水、のどの風邪のような症状や、

重だるさや痛み、秋疲れなどの不調へつながります。

自然の摂理に沿った暮らし方を意識することで、秋から冬へつなげる暮らしへチェンジしていきましょう。

夏から秋へ変わる処暑のころの養生のポイントは、3つあります。

①寒暖差

昼間と朝晩の気温の変化で、自律神経が乱れ、体や心に不調が出やすくなります。

一日に受けたダメージは、その日のうちに。

入浴はシャワーで済ますのではなく、湯船にゆっくり浸かることで、

しっかり温まり、疲労回復や老廃物の除去、安眠、リラックス効果もありますよ。

一日の寒暖差が5度以上あると、自律神経が乱れやすいので、湯船に浸かることで、乱れた自律神経を整えます。

②睡眠

夏から秋へ季節が移り変わるのに合わせて、私たちの体もだんだんと秋の暮らし方へチェンジして行きます。

早起きの太陽の周期合わせて、夏の睡眠は「遅寝遅起き」でしたが、秋は「早寝早起き」がテーマになります。

夏の生活習慣のままでは、秋への季節の変化についていけないんです。

意識して、いつもより1時間でも、30分でも早く寝ること。

さらに20分以内の昼寝も効果的です。

③熱を冷まして、潤す食材

暑さについつい氷入りの飲みものや、アイスや麺類などの冷たく、喉越しの良い、甘いものを、ついつい選んでしまいがちです。

思うままに水分や冷たいものを取り過ぎると、胃腸が弱り、だるさや咳などの不調や秋バテへつながります。

夏から秋への季節の変わり目のポイントは、熱を冷ましつつ、乾燥から守ること。

体の中にこもった余分な熱を冷ましつつ、潤いを補給する食材として、白い食材がおすすめです。

米、大根、長いも、白菜、豆腐、れんこん、梨、ぶどう、豆乳、貝類などを加熱して、よく噛んで頂きましょう。

味噌は体を温め胃腸を労わってくれるので、白い食材のお味噌汁とごはんは、これからのおすすめメニューです。

秋は悲しみの季節といわれ、少しのことでくよくよ、しんみり、センチメンタルになりやすくなります。

ですから秋の心の養生として、焦らず、ゆったりとして、できなかったことを悔やまず、おおらかに構えていきましょう。

ときにはレトルトや時短法を活用しても大丈夫。

「朝起きてえらい。」「今日もよく頑張った。」と自分を褒めてあげましょう♡

褒めるコツは、才能ではなく、行動を褒めることです。

今日も最後までありがとうございました。

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