長時間労働で気づいたこと|自分を愛せるのは自分だけ。
久々に残業したらめちゃくちゃしんどかったという話をします。
私は建築の構造設計の仕事をしています。普段は19時くらいには仕事を切り上げるようにしているのですが、設計のひとつの締めが近づいているのもあって今週月曜日から毎日20時以降まで残業する日々が続いています。
久々に残業したというのもあって、全然身体がついていかないことを実感しました。
具体的にどんな身体の症状が出たかというと、
・火曜日の朝起きた段階で身体がだるい
・朝から頭痛とめまいがする
・いつもより動悸が激しい気がする
こんな感じでした。文字で起こしてみるとヤバさ加減がわかりますね。
今までは、忙しい時もあれば暇な時もある、仕事には波があるしこんなもんだろうと高をくくっていたのですが、いざ経験してみるときつさ加減を改めて実感した次第です。
長時間労働を続けていると思考停止に陥る
これはよく著名人やインフルエンサーたちが口をそろえて言うことですが、長時間労働を続けていると、仕事が惰性的に行う作業感が増してきて生産性が著しく低下します。
しかも生産性が落ちているのにもかかわらず、自分自身の力で改善策を見出せずに職場の上司や会社のせいにしてしまうといった悪循環に陥ってしまいます。いわゆる思考停止状態です。
こうなってしまったら最後。仕事や職場の愚痴をひたすら撒き散らしながら嫌々ながらも仕事を続けるダメな大人になってしまいます。
私が仕事をしていて気をつけていることは、
・ため息をつかない
・愚痴を言わない
・愚痴を言う人に極力関わらない
・職場内の愚痴大会に関わらない
・ネガティブな感情はメモ帳に書き出して忘れる
・ネガティブな感情に陥ったらその日の仕事をやめる
などがあります。長時間労働とネガティブな感情は非常に相性がいいので、仕事をしている時は極力ネガティブな環境に身を置かないようにするのが吉です。
ちなみにつらい思いなどを書く「感情日記」は血圧低下など健康面でも効果があるそうで、世界中で研究が行われています。最近読んだYahooの記事を参考に貼っておきます。
長時間労働を強いているのは結局自分自身
働き方改革の影響を受けて、長時間労働の代名詞とも揶揄されがちな建築業界でも今残業時間を規制する動きが加速しています。
ここ最近でよく見聞きするのが、働き方改革を意識して残業時間を減らそうとする会社の経営陣と総務・人事系の人たちと、実際に設計の現場で働いている人たちとの対立です。
就業規則の網目をかいくぐってあの手この手で仕事をこなしながら、毎日のように会社の文句や愚痴を言ってる人は少なくありません。しかしながら彼らは思考停止に陥ってしまっていると考えています。
そもそも長時間労働をするかどうかは自分自身が決めています。長時間労働が常態化している職場で働く道を選んだのはほかならぬ自分自身の選択なのです。厳しい言い方をすれば結局のところ自分自身の問題なんですよね。
ブラックな労働を強いているのも、その場から離れて転職したりしないのも自分自身が過去に下した選択の結果にすぎないわけです。
自分自身が誰よりも自分を愛していることに気づけた
ここまで厳しめな言い方で不快に感じていたなら心からお詫びします。しかし私は今回の話を自己責任論につなげていく意図は全くありません。そもそも私自身、まだ一度たりとも転職経験はなく、これまで転職して別の仕事をしようという気持ちもありませんでした。
「気づきをきっかけに自分自身と向き合って前向きに生きよう」という意図で書いているので同じようにつらい思いをしている人の気づきになれば幸いです。
今回気づいたのが、
自分の仕事>自分自身の健康
↓
自分自身の健康>自分の仕事
に気持ちが変わったということでした。
仕事よりも自分自身を優先したということはつまり、自分自身を愛しているということにほかなりません。仕事はほかの人でも代用はききますが自分の人生は自分自身で生きるしか方法はないということです。
現在の選択を変えれば未来は変わる
この仕事続けていくのがしんどいなと感じたら、別の働き方を探していけばいいだけです。シンプルで難しい話ですが真理だと思います。
それはこれまで積み上げてきた経験を一度リセットする結果になるかもしれません。しかし、今は自分を成長させるチャンスになるのではという期待感のほうが強いです。
久々の長時間労働で身体の不調を感じて、自分自身が誰よりも自分自身を愛していることに気づけました。自己肯定感を高めつつ、明るい未来を生きるために頑張ろうというわけで、馴染みの転職エージェントに面談の連絡を入れてみることにします。