ゆるキャリでもない、バリキャリでもない
私は新卒入社以来ずっと同じ金融機関で働くサラリーマンで、30台半ば。小1と2歳の男の子を持つ母でもある。
以前から働く女性の悩みを聞くたび
もっとゆるくキャリア形成を考えようよ、
そう時代はバリキャリではなくゆるキャリだよ!
と勝手なことを言ってきた。
それは本心で、自分が目指してきたところでもある。
ひたすら上を目指してガムシャラにシャカリキに働くのはちょっと違うし、かといってキャリアは諦めてずっと給料上がらないのも嫌だし、そこそこに評価されて良いポジションをキープしてないと仕事そのものがうまく回らないし、何より楽しくないし。
そこで改めて『ゆるキャリ』をググってみたら、
「ゆるキャリ」とは、自分が大切にしたいと思うことを第一に考え、マイペースに働いていくワークスタイルのこと。エッセイストである葉石かおりさんが発案し話題になりました。対義語として挙げるのは「バリキャリ」という仕事を生活の中心に置く従来のワークスタイルの考え方。
年収500万円以上がバリキャリと呼ばれるかどうかのボーダーといわれ、仕事ができて美しく、経済力もあるバリキャリは、多くの女性が憧れる存在。ゆるキャリも、働きたいという意欲は強く、仕事はきっちりこなしますが、そのためにプライベートを犠牲にすることをよしとしないタイプ。
とのこと。
その定義を正とすると
私の目指すところはゆるキャリでもバリキャリでもないかもしれない。
多少のプライベートの犠牲は時と場合によっては許容して、ある程度のキャリアアップは目指したい。年収も増やしたい。できればゆるFIREも目指したい。
今は年収900万円程度、残業なしのフルタイム、プロジェクトマネージャのポスト。
自分で言うのもなんだけど、ワリの良い仕事。
でも100%仕事を楽しめているかと言われると答えに詰まる。
今は。
サラリーマンなので、人事異動によって
ワリも楽しさも大きくブレる。
でもどんな時も家族はもちろん大事。
1番大事。
愛息子たちには手を焼くことも多いけど
とても愛おしい存在。
そもそも、最近はライフワークバランスとよく言われるが、
ワークはライフの一部だから、ライフとワークを天秤にかけるのは違うという
どなたかの言葉に大きく賛同している。
ワークのあり方は
ゆるっとでも、バリっとでも、その間でも
臨機応変に変えていくのが良いのかな。
もう30代半ばだけど
まだまだ何が正解は分からなくて
この会社でずっと働くのが良いのかも
こんな働き方が良いのかも
分からない。
転職サイトも登録してみたりする。
みんなそんな風に悩んでたりするのかな。