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「とりあえずビール。」で、不登校を解決する

*小1の終わり頃から不登校気味の
現在小2の次男について振り返っています。

次男が不登校ぎみになり、
夫との衝突が酷くなったとき、

まず、どこから手を打てばいいのか?と考えた。

私はFacebookで、内々に色んな気持ちを綴っていたこともあり、同じ経験を持つ友人が、ある1冊の本をすすめてくれた。

『「とりあえずビール。」で、不登校を解決する』


なに、この惹かれるタイトルー!
これならお酒好きの夫も
ちょっと興味を示してくれるかも?

即注文して、まずは私が一読した。
(ちなみに私はアルコールは全く飲めない。)

ココで内容については言及しないが、
とにかく夫が「不登校」について
外部から情報を得てほしいーというのが
私の想いだった。

というのも、夫が1日の大半を過ごす職場は、
いわゆる昭和の中小企業。
若い人が多いわけでもなく
新陳代謝が活発とはいえない。

朝から晩までぶっ通しで
業務を淡々とこなす夫の情報源は
朝晩のテレビだが、
それとて目にするものは決まっている。

「不登校に関する情報が圧倒的に少ない!」
それが、夫に対して感じていたことだった。

「時間があったら読んで欲しい。」

期待せず淡々と伝えて、
リビングの棚に飾るかのごとく立てかけてた。

ま、読まれない(笑)


そうだよねーとあきらめ半分、
とにかく本屋の面出しのごとく
目のつくところに置き続けた。

これは、うちの息子たちが小さいときにやった
絵本戦略と同じだ。
手の届くところに、目のつくところに鎮座させる(それで、結構な本好きになったよ。笑)


相変わらず、夫と次男のバトルは続いていたが…

ある日、夫が本を読んでいた!

車の点検の待ち時間に読むことにしたようだが
全部読みおわれなかったようで
帰ってからもそのまま読んでて、読みおわった。

Numberの競馬特集か、
未確認生命体系(どんな「系」😆)の本を読んでるところしかみたことなかったので、青天の霹靂!

正直、嬉しかった。

感想を聞くのはナンセンスやなーと思って、
ただ読んでくれた喜びを噛み締めていた。

読んでくれたこと自体が、夫自身も次男の不登校について向き合おうとしていると受け取れたからだ。

そして、その後から
空気が柔らかくなったことに気づいた私。
でも、それは私自身が和らいだせいもあるなと気づく。

私と夫も幾度となく本気で闘った。
(その話はまた別に書くかもしれないし、書かないかもしれない。)

喧嘩するたびに本気で怒りを感じたし、コイツ!!と何回も想った。

でも、根底で相手を信頼する気持ちがあれば
なんとなく良いようになっていくのかなと、
そのときも、これからも想っている。

もちろん、その後も今も大波小波はありますよ!

『「とりあえずビール。」で、不登校を解決する』
子どものココロを一番に。
男性が男性目線で書いている点、こうしなさい、あーしなさいと書いていない点が、男性が読む上でも読みやすいのではないかと思います。
シンプルな表紙とそれほど分厚くない分量も
手に取りやすい良書だと思いました。


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