【TakeとGiveについて】~30代、人生の個性は強くなるが大事にしていきたいこと~
30代になって、結婚して、感じることがある。
貯金したい、資産を増やさなきゃ。
健康でいなきゃ(出産の可能性を考えて)
一人身ではなくなったから、大きな出費は控えなきゃ・・・。
こんなことをなんとなく無意識に考えて行動するようになっていたと思う。
私の20代と比べてだが。
20代のころは、通販で洋服を沢山買ったり、同じ趣味の友人と頻繁に遊びに行ったりしていた。
(といっても仕事の都合で月1~月2だったが、一回1万円くらい飛ぶのだ。
概念香水を作ったり、カラオケスケブ大会をしたり・・・あまりグッズや漫画こそ購入していなかったとは言え、吟味し欲しいものは抵抗なく買っていた。)
今は結婚前より、本当に使うだろうか?クタクタボロボロになるまで使い切れるだろうか?
というのを考えて購入するようになったと思う。
お金に制限ができたというより、消費行動が少し落ち着いたのかもしれない。
旅行も、1回5~10万円は飛ぶのだが、一人身のときはそれこそ「フッ軽」で誘われたら行く行く!と希望休を出していた。
今の仕事は、休みが年50日くらい増えた。
これって凄いことだ。
夜勤前と夜勤後に自由時間はあったにせよ、やはり体力と気持ち的に「友達と遊ぶ」ということはできなかったから。
丸1日休みがこんなに増えると、こんなに予定を合わせやすいのかと、自分でびっくりする。
年収は少なくなったが、この出勤日数でもそれなりの生活が送れていてお金のやりくりに頭を悩ませないのは、看護師免許があってよかったなと思う。
そして転職先でも、病んで求職せずにひとまず波にのる力を持っていて、よかったなと思う。
ラッキーなのと、メンタルはそれなりに図太いんだろう、と自分で思う。
もともと実家暮らしのときは、大きなお金を親に渡しており、夜ごはんや夜勤後のご飯を用意して貰っていた。自分の部屋を綺麗に保つことを意識していれば、家事という家事をコンスタントにする必要がなかったため、絵を描くことに集中できていた。
(というより、それしかやることがなかったと言える)
今は家事はすべて自分で自分のやり方でできるため、絵を描く以外に楽しみが多いのだ。
家事や料理、私は好きなのである。
なので、実家暮らししていたときより絵を描く量も熱用も1/10くらいに減ってしまったのだが、
相変わらず趣味の友達は私を誘ってくれ、絵を楽しみにし、交流してくれる。
これは本当にありがたいことで、幸せなことだと思った。
その道のプロの情報を教えてくれ、本制作を応援し、買わせて!と言ってくれる。
私を浮かべ、プレゼントを買ってくれる。
旅行、ご都合合えば行こうと誘ってくれる。
気軽な夜ご飯にも誘ってくれる。(友達と物理的に距離が近くなったのも嬉しいことだ)
「自然な流れ」で片づけることもできるけど、これらはすべて相手からの「give」なのだ。
なので、一人の時間を大切にしたいときはする、でも結婚したからと言って、「隠居」するみたいに行動を制限する必要なんてないのだと思った。
私にも「give」されているよ、と友達は言ってくれているが、自分がtakeばっかりにならないようこれからも意識したいと思った。
そして良い友人を持ったなと思うので、大切にしていきたい。
太く長くでなくてもいいから、細く長くでよいのだ、30代に入ってからの友人は。
経済的状況も幅がでる歳なので、無理はしないでおこうと思う。
ただそれでも疎遠になったりはしないので、「今回はお休み!」という余白、選択枝を持っていきたいと思う。
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