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机上の空論

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徒然なるままに。
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2018年12月の記事一覧

お気に入りのガウンを身に纏い

お気に入りのガウンを身に纏い

仕事やプライベートに悩んだり、自分に自信がなくなりそうになったりした時は、ご褒美をあげる。

好きな食べ物を食べて、
好きな匂いを嗅いで、
好きな下着や服を身に纏う。

それだけでちょっと
前向きな気持ちになれる。

「いつもお疲れ様」
「大丈夫、君は頑張ってる」
「無理しないで休もう」

って自分にちゃんと優しくする。

自分に優しくできた分、
相手にも優しくできるから。

相手に優しくしたいな

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「忙しい」という呪いの言葉

「忙しい」という呪いの言葉

物事には「Priority(優先事項)」というものが存在する。

現在の自分の状況を客観視して、冷静かつ論理的に考えたとき「次の一歩はどうすべきか」「今行ってる事は本当に今やるべきなのか」が自ずと見えてくる。

だから心に余裕を持って作業に取りかかれる。仕事だって、プライベートだって、お金の管理もそうだ。

締め切りはいつで、いつまでに終わらせるために、今は原稿を書く。デートはいつで、いつまでに痩

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闇に浮く、海月に想ふ。

闇に浮く、海月に想ふ。

途方もない不安に衝突したとき、電気を消して無音の中アロマを炊いて浴槽に溜めたお湯にただひたすら浸かるのが好きだ。

心地よい水圧とちゃぷっと響く水の音、じわじわと身体の芯から温めてくれるお風呂はまるで心臓を洗いたてのタオルで包んでくれているような感覚に陥らせてくれる。

心なしか軽くなった身体を上下左右に揺らし、このまま無重力の世界、真っ暗な宇宙の彼方へ飛んでいけたらいいのに、と。

いつかの水族

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自己中に生きろ。

自己中に生きろ。

何でも否定から入る人が苦手です。

1言目で「でも...」「だけど...」と口にする人はきっと他を認めず、我だけを信じて生きてきた寂しい人なのだなあと思います。

まずは「違う」と思っても受け止める。

そして、相手の意見を聞き入れた上で自分の意見を述べる。「なるほど。あなたの考えは○○なのですね。私は××だと思います。」と否定ではなく、あくまでも「あなたとは違うけど、こういう意見もあります」とい

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愛の証明。

愛の証明。

ずっと、カタチのないものを「確かにここに在る」と断言することに躊躇いがあった。それは無いように見えて在ったり、在るように見えて無かったりもするから。

誰かを愛したいと思うことは、ついこの間まで青々としていた広葉樹の葉がふと見あげたらもう黄褐色になってしまっているように、うんと儚くてうんと尊いことだと思う。

誰かから愛されたいと思うことは、暑いと頭を垂れ夏バテと騒いでいたのに今度は寒くて布団から

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誓いの言葉。

誓いの言葉。

健やかなるときも、病めるときも、喜びのときも、悲しみのときも、富めるときも、貧しいときも、これを愛し、これを敬い、これを慰め、これを助け、その命ある限り、真心を尽くすことを誓いますか?

本当に誓えますか?

言葉でなら何とでも何度でも誓えるけれど、本当に欲しいのはそんな薄っぺらい言葉よりも大切な人にしか見せない仕草や表情、そして行動だったりします。

紙切れ1枚で成立してしまう“結婚”という誓約

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