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まずは"自分からの信用"を勝ち取る
私は結構有言不実行なところがある。
「〇〇やりたい」と言いながら「やっぱやめた」とか、「次またやる気が湧いたときに」とか言って平気で数年経っていたり(笑)。
それを言っているときは本気でそう思っているし、なんなら自分に発破をかけるために言っていたりするのだが、それでもやらなかったり(笑)。
そんな調子なので、もしかしたら他人からの信用は薄いのかもしれない。
「アイツまた言ってるよ」「どうせやんねえよ」とか思われてるかもしれない。
それでも私は、"他人からの信用"よりも、まずは"自分からの信用"を優先したいと思っている。
"信用"という点で言えば、どちらかと言うと「一度決めたことは守る」「自分の発言に責任を持つ」ということが考えられるだろう。
でも「やっぱり違うかも」「今じゃないかも」と自分の"中の人"が言っているなら、その声をきちんと聞いてあげることもまた、"自分からの信用"を勝ち取る行為であると私は考えている。
「一度決めたことだから」「周りから無責任なヤツだと思われるかもしれないから」と、その自分の"中の人"の声を無視し続けていたら?
「どうせコイツに言っても聞いてもらえないし」「だったらもう黙っていよう」と、"中の人"はもう"私"に対して心を閉ざし、何も教えてくれなくなってしまうかもしれない。
そして自分の中の違和感や、自分が何にときめいて何にムカつくのか、そういったことがどんどん分からなくなってしまうだろう。
そんな状況はある種、"他人からの信用"を失うことより怖いことだ。
自分が自分を信用できていなければ、他人を信用することも難しいかもしれないし、自分が他人を信用できていないとなると、きっと他人からも信用されなくなるだろう。
即ち"自分からの信用を失う"ということは、"他人からの信用も失う"ことになり得るのだ。
私自身今までの人間関係を振り返っても、どちらかと言えば「(私)さんなら大丈夫でしょう」「(私)さんは絶対にそういう不義理はしないよね」と言われてきた方だ。
有言不実行ではあるけど(笑)、イコール"他人からの信用が薄い"ということでもないようだ。
、、、まあそれならそもそも最初から不確実なことは言わなきゃいいんだけど(笑)。
不言実行、もしくは不言不実行(笑)。
ともかく"信用"と一口に言っても様々な側面があるし、まずは"自分からの信用"を勝ち取ることが様々な物事の基盤になると思うので、きちんとその都度自分の"中の人"の声に耳を傾け、その声に寄り添うということを改めて意識しておきたい。