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パニック障害の記録|発症したきっかけ01

こんにちは。nopiです。

わたしが患っている「パニック障害」が
どういうものなのか?どんな症状に悩んでいるのか?
発症したきっかけや通院しながらどう付き合っているのか…

自分で見返すようのメモとしてはもちろん、
同じ症状で悩んでいる方との情報交換、
「もしかして私もパニック障害なのかも?」と気づくきっかけなど
自分だけでなくこれを見てくださった方の
ちょっとした助けになれたらいいなあ…
という思いで、これからぽつぽつと書いていきます。

今回はパニック障害を発症したきっかけをお話ししますね。

孤独な就職活動

パニック障害を発症したのは大学4年生のとき。
ちょうど就職活動をしている頃でした。

とある業界を目指し就職活動をしていたものの
人気な業界ということもありライバルが多く、
応募しては落ち、応募しては落ち…
そんな何も進まない日々を過ごしていました。

「やばーいあたし就活準備全然してないよ~」
「どうしようちゃんと就職先見つかるかな…」
「そもそも何したいかわからないんだよね~」
と一緒に話していた子たちも着々と内定をもらっていて。

「内定とれた!」「志望したところに受かった!」
嬉しそうな声とそれを祝福する声が響く教室に
だんだんわたしは居場所がなくなっていく感覚を覚えました。

「なーんだ。就活なんて案外簡単じゃん」
「nopiちゃんも妥協すればいいんだよ」
「あ、試験は頭のいい人にやってもらえば?結構いけるよ」
今まで仲良くしていた友人も内定をもらったことで安心したのか
まだ内定もなく、志望先に受からないわたしにアドバイスするようになりました。

友人に悪気は一切なかったかもしれません。
しかし内定もなく、周りに置いていかれるようで焦るわたしには
そう考える余裕すらなく「この子はわたしを蔑んでいる」と思い
自然と距離を取るようになります。

なかなか上手くいかない就職活動、
それによって変わってしまった交友関係…
ひとりぼっちで挑む就職活動の“孤独感”は想像以上に辛いもので、
これらがパニック障害を引き起こすトリガーとなったのでしょう。

なんか変だ

そう思ったのはバイト仲間との飲み会でのこと。
当時気に入っていた居酒屋店で他愛のない話をしながらお酒を飲んでいたら
「ん?」と気になる程度の息苦しさがあることに気づいて
「なんだろう…まあ気にしなくても大丈夫か」と思い過ごしていたのですが
だんだん、呼吸をしているのに上手く酸素が入ってこない感覚が強くなってきました。
また手足は小刻みに震え、息苦しいうえに気分も悪くなってきて
その様子に気づいた友人が気にかけてくれて、また別日に飲みなおそうということですぐに解散しました。
ただ立ち上がると頭や目の前がクラクラして一人では移動できず、友人の肩を借りながら駅まで歩き、実家が近かったこともあり両親に迎えに来てもらうことに。

( この日一緒にいた友人たちが根っからの優しい子たちで、体調の変化に気づいてくれて我慢せず一旦帰ることを提案してくれたこと、今でも感謝しています。 )

友人に見送られながら、車に乗り込み流れる夜の街を窓から眺めながら
「なんでこうなっちゃうんだろう…」「迷惑かけてばかりで情けない」
と涙が溢れました。

すると運転席にいる母はまっすぐ前を見ながらぽつりと呟いたのです。

「あんた、パニック障害なんじゃない?」

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パニック障害について|発症したきっかけ02 につづく…
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ここまで読んでくださり、ありがとうございます。

昔の軽いトラウマを思い出すのはやっぱり少し苦しくて…
当時を思い出して鼻の奥がツーンとしたけど
わあああっと書き出すことでつっかえていたものが
整理されて少し気持ちが軽やかになった気がします。

これからもわたし自身のパニック障害について
いろいろ書いていこうと思うので、もし興味がありましたら
あたたかく見守っていただけると幸いです。

それでは、また🍀


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