イベントレポート【リュウジさんが教えるバズとマネタイズ】
初めて「note place」に行ってきました!今回のnoteイベントのゲストは「リュウジ」さん。「まさか」イベントではお酒は飲まれないだろうと思っていましたが、まさかの飲みながらのトークでした(笑)やっぱ、ハイボールがないと「リュウジさん」ではない!のですかね(笑)本当にリュウジさんのお顔が赤くなっていたので、お酒は本物のようです。
昨日のイベントは「本気で料理家を目指している人」限定10名で、会場観覧が可能でした。リュウジさんは、SNS総フォロワー数は約670万人で、皆さんご存じの通りの大人気料理研究家。
そんなスゴイ料理家さんに会える機会なんて、めったにあるものではありません。やっぱりイベントは、オンラインではなく、現地に限ります。会場観覧の応募フォームに質問をたくさん書いて、応募すると…、見事「当選!」よしっ!!
いつか行ってみたいと思っていた「note place」。いつもPCで見ている景色が目の前に!白い本棚が眩しかった!
置いてある本はnoteから生まれた本達。これでもほんの一部なのだそうです。
そして、緊張しながら「キッチンスタジオ」へ。
ゲストの「リュウジさん」と、noteフォロワー56000人で、スープ作家の「有賀薫さん」が、スタンバイされていました。
カメラは出演者の数だけ構えられています。すごいっ!
リュウジさんの想い…“「料理家の価値」を上げたい”
売れっ子のリュウジさんだから言えることもあるかもしれませんが、「自分の料理に文句を言うなら、その仕事は受けない。」というスタンスをお持ちでした。
リュウジさんに限らず、本気でお料理をする人は、お料理一皿に、メチャクチャ魂を込めているのです。
お料理は食べてしまうと、なくなってしまいますが、お料理は料理人の「作品」です。お料理をする人は、必死に自分の過去の経験を頭の中から引っ張りだし、たくさんのことを考えながらレシピを考えます。食べる人が喜んだり、驚いたりする顔を想像しながら作ることもあるでしょう。
「形」が残るものは「〇〇職人」ような形で、技術が認められることが多いですが、形がなくなってしまうお料理は、技術が認められにくいのかもしれません。
そのくらい気合を入れて考えて作ったお料理を「会社のイメージとは違うから作り変えてください。」と言われたら、怒りたくなる気持ちは良ーーーく解ります。
材料を選び、揃える所から、味のバランス、盛り付け、もしかしたら食器まで全てをイメージして、全力を出し切って作ったものを、そんなに簡単にダメだしされたら悲しいですよね。
リュウジさんは、このように考えられていて、料理人・料理家の目に見えない「技術」の部分にもっと「お金を払ってもらえる社会にしたい。」と考えられています。ただお金が欲しいのではなく、「技術や頑張りを認めて欲しい」と主張されているのです。
その他、昨日のイベントで学んだこと
リュウジさんの言葉そのままではありませんが、印象深かった言葉と話を忘れないようにメモさしておきます。
「肌感」
今回のイベントでリュウジさんが一番使っていた単語だと思います。
料理でもSNSでも周りを良く見て、肌で感じることが大切。
「情報を食べさせる」
リュウジさんがホテルマンをされていた頃、お客様にお料理を出すときに、お料理の説明を一言添えていたそうです。ざっくりとですが、「このお料理は、10時間煮込んで作りました。」というように伝えると、お客様はとても喜ばれ、お料理に「集中」し、「味を探す」ようになるのだそうです。
確かにそんな風に言われたら「手間暇かけて作られたお料理だから美味しいんだね!」と思ってしまいますよね(笑)。もし、その説明をしなければ、そのお料理のおいしさに気づける人は、非常に稀なのだそうです。
「俺を踏み台にしていいから、お料理を世の中に広めたい」
リュウジさんはご自身のことを「間口」だと言われています。お料理に興味がなかった人も「あれ?この酔っぱらっている人、なかなかイイコト言うじゃん!」からお料理に興味を持ってくれれば良いと。
そして、もっと難しいお料理を作れるようになったら、違うお料理家さんのレシピを作って見れば良いのだそうです。
有賀さんも話されていましたが、お料理を作る人は、複数のお料理家さんのレシピをグルグル回るとのこと。確かに、私自身、1人のお料理家さんのレシピを作り続けたことはありませんし、きっとみなさんそうなのだろうと想像できました。私はそのようなことは、考えたことはありませんでした。
「自分は料理家ではなくYoutuber」
リュウジさんの主な収入は「広告収入」。「技術費」ではないから。
ご本人は無念そうでしたが、なるほどなと思いました。でも、きっと世の中の人はリュウジさんのことをやはり「料理家」と思っているとは思いますが…。
「人(リュウジさんのお料理を求めている人)の生活していないと終わる」
人気が上がり、お料理界で一番稼ぐ男になっても、レシピを使う人の視点を保たなけばならない。という意味。毎日銀座でお寿司を食べているような人のレシピを使いたくなるか?と言えば、Noですよね。というお話。
「料理家としての思想を持つべき。インフルエンサーではダメ。」
お料理以外の世界でも同じだと思います。ただフォロワーが多いだけでは長く持たない。リュウジさんの目標は「お料理を広めること。」だから、SNSは、YouTubeが適しているのですね。
いかがでしたか?リュウジさんのイメージ変わりませんでしたか?
失礼ながら、私は変わりました(笑)
イベントの後、リュウジさんは参加者一人一人に丁寧に質問に答えて下さり、写真撮影にも応じてくださいました。
また、有賀薫さんから声をかけてきて下さったり、本気のお料理家さんとも交流ができたので、本当に楽しくて、密度の濃い時間を過ごさせて頂きました。
リュウジさんの「名言」
「俺が生きている限り、レシピは生まれる。」
カッコ良すぎでしょ!
私としては、その「思考」を深堀させて頂きたくなりましたが…。
noteの皆様、いつも楽しくて、有用なイベントをありがとうございます!!
アーカイブ動画は、こちらから見ることができます。
まだの方はどうぞ☆