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プリン3個パック98円(税込)🍮

いつもと同じ時間なのに、まだ寝られる…と勘違いしてしまいそうな暗い朝だった。月曜だからなおのことブルー。否、ブラック。

最近、退職される方の引き継ぎで仕事に行くのが億劫です。職場にキツネが張り付いてて、すんごい引っ張るの。この感覚、帰宅恐怖症の旦那さんが感じるやつと同じではないかと思います。怖い顔したキツネが待ってると思ったら、誰だってそんなところ行きたくないですよ。

だから今、すごく頑張りどきで。引っ張られないように必死で。
心が壊れないようにめちゃくちゃ厚い剛鉄のバリアを張って出勤しています。1分間あたりの呼吸数もすごく減ってると思う。人と息を合わせないように必死。って、仕事ではありえないことですが。もちろん普段はそんなことしませんが。今はそれくらい、深い深い呼吸をして自分にグラウンディングしてないと魂を持っていかれそうなのです。ふとした時には、意識が宇宙の彼方へ飛んでないとやってらんない時もあります。(ああ、キレそうだな、私…と思いながら脳内でお空を飛んでます)

この感覚、虐待されてる子どもとも似てるかもしれないです。
たった1人のキツネさんのためにみんながエネルギーを上納するかのよう動かされてる感じ。そこに下々の息遣いなんてなくて、生命の喜びなんてなくて、ただただ死んでる。早く終わりますように、ってただ願うしかない。

今まさにそんな感じ。相手がどれだけお世話になった人だろうと、そんなこと関係ない。他人に魂を預けた先に道はないのですよね。喜びも楽しみも怒りも悲しみもない、ただただ「なんで生きてるんだろう」の荒野に放り出されるだけなんです。

だから、キツネさんにいじめられても、健気に法に触れず健全に生き延びた人は強運の持ち主だと思います。誰かのせいで泣くなんてしないし。
誰かのせいで怒るなんてしない。誰かの褒め言葉に喜びもしないし、賞賛に胡座をかくこともない。何事も無常で、いつも無心。不動のメンタルでいられるから、今を楽しむこともできる!ああ、母に虐待されてよかったなー!って、こんな風に思うことがあるなんて考えもしませんでした。

さて。帰り道、いつものスーパー。
今日はどうしてもプリンの気分だった。自分には1個98円のプリン。子どもたちには3個98円のプリン。母、こっそり贅沢しちゃったぜ。

胡麻でニッコリプリン(長女作)

4人で夕飯を食べる。1日の出来事を話す。たったそれだけのことが本当に本当に有り難い。生活力がなく焦ってばかりいた時期があるからこそ、比べものにならない安心感を覚えています。ブログを書く時間もある、ゆっくり家計簿も書ける。なんなら最近は、寝る前に布団の中で編み物まで楽しんでる。なんて幸せなんだろう。

もちろん仕事はハードだし、正社員並みにこき使われるアルバイトだけど。鬱、不安症、不眠症、カサンドラ、PMDD、ニート経験者からすると「働かせてもらえる」だけでありがい。どん底をみたのも悪い事ではなかった。

「冷えピタの水浸し」(次男作)

最後に、我が家の冷蔵庫では時折、とんでもないものが冷えています。
何でも水浸しにするのが次男のブームで。この前はYouTubeで仕入れてきたアイデアを実行…くまさんのグミを水に浸けてたね。ちょっと大きくなってたかな。それに加えて最近、タッパーにお風呂の残り湯を入れて冷凍もしてた。お味噌汁のお椀が熱くて持てない時、その氷入りタッパーを持って「冷たーい」って嬉しそうにしちゃって。なんか、とりあえず可愛いよ。
いつもありがとうね。

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