子供のわがままについて、本気の偏見。〜誰にも言えない〜
よく見かける光景。
先日ショッピングモール内書店にて。
お父さんと5〜6歳くらいの男の子。
お父さんは、書店を立ち去ろうとしている。
男の子は、お父さんの腕に全力でしがみつき、
お父さんの進行方向と反対の方向に全体重をかけながら
「買って!買って!買って!」と連呼。
子供のわがまま。どう対処する?
ショッピングモールではよくある光景だと思います。
人によっては「微笑ましい」とすら感じるのかもしれません。
「うちもあんな時期もあったよなぁ〜」
「うふふ、いまだけだから、がんばって〜」みたいな。
しかし何を隠そう、わたしはこういう状況が大の苦手。
子供の泣き叫ぶ声も、わがままを言う姿も、本当に苦手。
なぜだかわからないけど、虫酸が走るのです。
わたしは前世で、子供がわがままで泣き叫んだせいで極刑にでもなったのでしょうか・・・。
とにかく、自分の子はなるべく泣き叫んでほしくないし、
わがままで粘られたくないという思いが強いです。
なのでそれ相応の子育てをしてきました。
わたしの子育て方法が正しいから、全員聞きたまえ!!
ということではなく、
もし先述のお父さんのような状況の人が、
「うちのコはなぜこんなことをするんだろう。やめてほしい。」
と思っているなら
もしかしたら参考になるかもしれない話を、今からします。
(無責任ですみません)
冒頭の親子の末路。
冒頭の話の続き。
お父さん、しばらくは息子を引きずって前進していたのですが
息子さんは全く諦める様子はなし。
結局お父さんは立ち止まり、
「だからお前と買い物に来たくなかったんだよ!」
的な発言を、わりと大きな声で。
息子さんは一切ひるまず、全く諦める様子はなし。
それを見たお父さん
「お前は何がしたいの!?」
的な発言を、わりと大きな声で。
粘り強いお子さんになる原因・・・?わたしの超絶偏見3選
このお子さん。
ものすごく粘り強いですよね。
ここからは、わたしの主観でしかない
ガッチガチでゴッリゴリの偏見なのですが。
粘り強い系(?)のお子さんの親御さんって
1.発言に一貫性がない
2.我慢させていることがある
3.我慢させなさすぎる
このどれかには当てはまるように感じています。
1.発言に一貫性がない
例えばお菓子を買うことや外食をすること、
寝る時間を遅くすることなどなど。
いつもは子供に「しないよ」と言っていることを、
状況によっては「いいよ」とすることってありますよね。
・お友だちと一緒にすごしているから
・誕生日などの特別な日だから
・何かをがんばったから
・貴重な機会だから
いろいろな理由で、ルールを変更することはあると思いますし
それが普通だと思います。
ただ、ここで大事だと思うのが
「ルールを変更しても、親の考えの根っこは変わっていない」
ということを、子供に理解してもらうことかなと。
・ルール変更が一時的であること
・なぜそのルールがあるのかという理由
・ルール変更することで発生する弊害
こういうことを子供に説明する。
例えば、友達との遊びが盛り上がり、予定外の夕飯に誘われた場合。
いつもより寝るのが遅くなる・・・
パパの夕飯はどうしようか・・・
あるいは、夕飯作ってきたんだけどな・・・
こういった親側の事情を、子供にも話す。
許可するにしても、説明した上で、許可する。
ごちゃごちゃ言いましたが、とにかく
「騒いだり泣いたりしたから希望を叶えてもらえた」
と、絶っっっっっ対思わせないこと。笑
親の発言に一貫性がない場合、子供は泣いたり喚いたりして希望を通そうとしてきます。
一貫性がないと、「親の考えには大したこだわりはなく、何度もしつこくお願いしたり泣くなどしてちょっと困らせれば、すぐに意見を変えるだろう」と
子供に思わせることになります。
もし本気の本気でわがままをやめてほしいと思うなら
やってみる価値はあると思います。
コツとしては、子が騒いだり泣いたりしても、
親は取り乱さない。
なんならちょっと微笑み程度でうんうんと聞く。
「そっかー、ほしいんだねー。でも今日は買う予定じゃないから、買わないよー」
「もっと遊びたかったねー。でも今日は予定があるからもう帰ろうねー」
穏やかに。大したことではないという雰囲気で。
大人が必死になると、子供も必死になります。
子供から、のれんに腕押しだなと思われるまで、穏やかに続けましょう。
それでもすごく泣いたり、暴れたりするかもしれません。
そしたら
「こんなに泣いたり騒いだりするなら、迷惑をかけてしまうから
家に帰るしかないね。」
「パパとママとお話ができないね。お話ができるときにまた来ようね。」
とか。
2.我慢させていることがある
これは大きな我慢をさせているという場合もありますが
(下の子が小さいなどで)
多くの人がしているように感じるのは
「日常的で些細な子供の希望を、叶えてあげていない」
というイメージ。
・子供の好きなメニューを夕飯に出す
・子供の身の回り品は、子供の希望を聞いてから買う
・子供の好みそうな本、映画、お出かけ場所等を調べて提案する
・子供の学校やお友達との話を(特に用はなくても)聞く
こういったことは、大したことではないですし
必ずしなくてはいけないことではないとは思いますが
子供にとっては嬉しいことだと思います。
もちろん親にも希望はあるので
・栄養バランスを取るために苦手な野菜も食べてほしい
・好みの服を着させたい
・アニメキャラクターの商品は使わせたくない
・忙しさやストレスなどで今日はあまり喋りたくない
などなどあると思います。
もちろんわたしにもあります。
アニメキャラクターの描かれた服は、嫌でした。笑
それでも、本人たちがハマっていたりすると、
肌着やパジャマをそのキャラクターのものにしていました。
本当は、プチバトーのパジャマとか着せたかったけれど。笑
家庭では「いいよ、いいよ」で
外では「ルールを守ろうね」なら、子供も納得しやすい。
家庭では「だめよ、だめよ」で
外でも「ルールを守ろうね」では、子供は希望が叶えられない。
その結果、外部の人の目がある場所で騒ぐという手段で
親に無理やり希望を飲ませるという手段に出ることも考えられます。
家庭以外の人の前で、自分の親がいつもより強気に出られないことを
多くの子供は幼いころからよく知っているのです。笑
3.我慢させなすぎている
これは単純に「甘やかしすぎ」って話です。笑
ダメなことはダメと言われずに育てば
そりゃわがままになりますよね。
以上です。笑
冒頭のお父さんに当てはめてみると
冒頭のお父さんの話をするならば
当然ご家庭での様子はわからないのですが少なくとも
・感情的になっている
(子供に乱暴な言葉を使う)
・子のわがままな態度に屈している
(結局話を聞いてあげようとしている)
このあたりが気になりました。
「お父さんがこういう態度だから、
この子はこんなに粘り強いんだな」と
納得感もありました。
まとめ:もし子供のわがままに困っている人がいたら、試してみる価値はあるかも?
もちろん子供によって性格は全然違いますし
生まれつきの特性などもありますので
一概には言えません。
また、「子供のわがままを正す必要はない」
「親はそれに付き合うべき」などのお考えを持つ方もいるかもしれません。
別にそれも否定しません。
ただ、もし「うちのコはなぜかわがまま。どうにかしたい・・・」という人がいたら、
上記が参考になるかも?と思い、バリバリの偏見ですが、わたしの考えをご紹介しました。
今日もとても長い文章になりました。
読んでくださった方がもしいらしたら
心より感謝いたします。
こと