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高校に行けない⑧調香師ってなに?

昔から部屋をめちゃ綺麗に片付けて
スティックのアロマディフーザーを飾って
私以上に自室生活を楽しんでいた息子。

こういう香りを作る仕事ってどうやったらなれるんやろ?
って言い出した。

いいぞいいぞ!

しかし、全く想像もつかない。
逆にどうすればいいか私が聞きたいくらい。
ここらへんから、こうしたらいいんじゃない?などと
親らしくアドバイスしたりできなくなり、
どうしたらいいんやろ?私も調べるわ!など
完全に友達みたいな立ち位置に。

生活の木のエッセンシャルオイルは昔から好きで部屋で焚いていたから、
生活の木にバイトして見るとかは?とか言ってみたけど、
「俺は植物のエッセンシャルオイルより
ルームフレグランスとかのちょっと科学的な香りが好きなんだよねー」だって。
科学的な香り嗅ぐと頭痛くなる私はめちゃ驚いた!
わが息子でもこんなに違いがあるなんて!

で、香水を作る調香師っていう仕事があるということを突き止め、
調香師の専門学校がるというのでオープンキャンパスに息子が行ってみた。
その学校は調香師というより、
医薬品・化学・バイオ・化粧品・食品・環境などの
分析の専門スキルを身につける学校で、
持って帰った資料には濃度の単位のmolを使った簡単な計算問題が
10問くらい宿題で出されており、、、。

私:このmolってなんかわかる?
息子:わからん

だよねー。
通信高校の課題って私がみてもかなり簡単で
高校化学のmolは選択してなかったら
触れてもないし、これ2年間勉強するってかなりきつい、、、。
香りを均一に作るための技術を習得する学校だから、
いい香りが大好きな息子には合わないのではないかな?
と思っていたら

思ってたんと違ったわー
だそうです。

行ってみないとわかんないよね。

それより、電車で必ずお腹痛くなる息子が
遅刻もせず、腹痛用のお薬を鞄に入れて出かけるのが
泣ける。