ゆらゆら

フルタイムで働く私と、単身赴任の主人、子供二人、犬一匹のバタバタな暮らし。

ゆらゆら

フルタイムで働く私と、単身赴任の主人、子供二人、犬一匹のバタバタな暮らし。

最近の記事

あの日の言葉

#私のパートナー 一人目の子供を産んだ時、私は完全にワンオペだった。 どちらの両親も県外で仕事で忙しく、 産後一週間だけはなんとかきてくれたが それ以上お願いすることはできなかった。 貧血がひどく、産院のトイレでブラックアウトするくらい 血が足りていなかった。 もちろん、母乳も足りなくて 産んだばかりの赤ちゃんはいつも泣いていた。 市販のミルクもあげていたが、 乳幼児アトピーで顔が赤く、 かゆがる小さな赤ちゃんにミルクをあげていいのか 新米ママには難問すぎて全くわからなか

    • 高校に行けない③

      前回、いきなり通信制高校の選別の話になりましたが、 息子の場合、本人から通信制高校に変わりたいという要望が 明白でした。 学校に行きたくない理由がはっきりしない。 いじめ、友達とのこじれではない。 親から見れば、 勉強の成績が伸びないことが発端で すべてが不安に感じられて家から出たくなくなるとか??? という推測でしかない。 通信高校決めて行きだした今でさえ、 不登校理由はわからない。 でも、全日制高校行ってた時、お腹痛いって言いながらなんとか通ってた日々。 子供が苦しん

      • 高校に行けない② 通信制高校を選ぶ

        これ以上全く高校に行けないとわかった9月中旬。 親にできることと言えば。。。 はい、3つです。 1つめ 近所の通信制高校、サポート校の検索 2つめ 体験会の有無と日時確認 3つめ 在籍高校での休み残数の確認 1つめ 体験する高校を選んで直接電話をかけてみた ①県内私立通信制高校 おおぞら学園 (選んだ理由:会社の同僚の娘さんが通っている)  →電話した時にその週の週末に面談が決まった ②県内公立通信制高校 某県立通信制高校 (選んだ理由:公立は授業料が安いため)  

        • 中国人留学生にまけたささやかなこと

          私の近所のスーパーには、これまた近所にある私大に来ている 留学生が買い物に来ている。 こないだレジに並んでいたら 前の中国人のカップルがお会計をしていた。 レジを打っているのは同じ大学生くらいの日本人女性。 ピッ。 ピッ。 ピッ。 ピッ。 ・・・。 ピッ。 あれ? 音しなかったけど、お会計できてないのでは? その瞬間、会計済のかごに入れられた 会計のできていないであろうペットボトルを さっと取って隣の男の子に渡して 男の子は荷物を移すテーブルにささっと移動した。 ん

          高校に行けない①

          息子が学校に行けなくなった。 一学期はお腹が痛いといいながら、1日しか休まなかったので、なんとかなると思っていた。 9月の夏休み開けの実力テストだけ律儀に受けてそこから行けなくなった。 どうしよう。 いろいろ全部やりたくないが、学校をやめて通信制に行きたいというところだけ、はっきりとした欲求があった。 その欲求だけ光ってみえた。 「来年の3月まで単位の区切りとかあるんだけど、休みながら行けないかな?」 「ママ。 来年3月まで行けたら、3年生まで行けるんだよ。」 本当

          高校に行けない①

          あの時出会った銀髪のFPさんへ

          #一歩踏みだした先に 15年前 15年前に家を買った時、住宅展示場の一角の小さなテントに その人はいた。 お金をかき集めて家を買った私たちはこれからカツカツの生活になるんじゃないかと心細かった。 「お金の無料相談」と大きく書かれたテントの「無料」の言葉にいざなわれて足をふみいれた。 テントに座るその人は重厚なスーツを着て、銀髪で、重そうで高そうな鞄を傍らに置いて、私たちの話をよく聞いてくれた。そして、 「一度、おうちを見てみてからの相談になりますな。 一回のコンサ

          あの時出会った銀髪のFPさんへ

          息子の友達に尊い勇気を学ぶ

          ともちゃんは、幼稚園からのママ友。地域で一番の高校を出てるのに、全然マウントを取らない貴重な存在。 そのともちゃんの子供であるあや君はバリバリの理系で塾行かなくても地元1番手高校を受験できる実力を持ちながら、ゲームの沼にうちの子とともにはまってしまい、2番手高校へ。顔がかっこいいのに性格は3枚目な彼はフェンシング部でモテ道一直線。 そんな彼が中学3年生の1学期期末での出来事。 家庭科の期末試験の答案が返ってきたのだが、予想を上回る85点。 自己採点とは全然違う点数で、

          息子の友達に尊い勇気を学ぶ

          さゆりさん

          酵素風呂に毎週いっかい行ってます。 あったかくて、帰りには身体が軽くなってて大好き。 そこの酵素風呂屋さん、一人で受付、酵素風呂中のお客様のお世話、お掃除全てやっててすごく大変そう。 でも、話し方がすごく静かでやさしくて、ほっとするんです。 この人の声に癒されてるのかなー?って思うくらいに。 で、主人と二人でいつも行くんですが、 主人には 「男性の方は三番のお部屋にどうぞ」 って案内されるんですが、 私には 「さゆりさんは、五番のお部屋にどうぞ」って案内されるんです。

          さゆりさん

          家を買う決断をした時

          こんばんわ。パート社員ゆらゆらです。 20年前に家を買いました。 家買う時ってみなさん、どんなタイミングなんでしょうか? 私はママ友の新築に初めてお呼ばれした時です。 「こんな素敵な家建てるとか、ほんと〇〇ちゃんてすごいね!」 「ゆらゆらちゃん、家ってね、 女が建てるって言わないといつまでたっても建たないんだよ。」 まじかーーー!! 目から鱗ってこのこと。 20年前に言われた時の素敵なキッチンで言われた衝撃発言を今でも覚えています。 家はシェアでいいとか、

          家を買う決断をした時

          受験高校の選択理由

          下の息子は中学3年の受験生。 こないだ手をつないで幼稚園に行ってたと思ったら、今では「ぶすくれ仏像」と家庭内であだ名がつくほど機嫌が常にわるい。 あー 幼稚園の時、マジでかわいかったんだけどなぁ。 あの時もっとむっちゅんむっちゅん(顔にキス攻撃すること)しとくんだった。。。 かみさま。。。 私、猛烈に後悔してます。。。 そんな息子が進路指導でいろんな高校のパンフレットを持って帰ってきた。 がさごそがさごそ 「たしかすごく綺麗な校舎の高校があったんだよ。。。」 えっ?

          受験高校の選択理由

          もめないやり方を息子に学ぶ

          #子どもに教えられたこと 公立落ちて私立高校に通い始めて一年。 緊急事態宣言などで順風満帆な高校生活とは言えないけどありがたいことにクラスの友達もでき、部活の先輩や先生も優しそう。 勉強は地面をはってる状態だけど、 ま、いっか。 そんな息子に初めて彼女ができた。 彼女の存在がわかったきっかけは、部活の服ばっかり着てた息子が服が欲しいといいだした事。 服?どんなとこに着ていくん? ふむふむ。目の前で栗のクリームをしぼってくれるモンブランのお店に行くための服なんだ?

          もめないやり方を息子に学ぶ

          男女差について考える毎日~製造現場の事務室から~

          女性だからという差別を受けた事、なかったんです。 あんまり。 気が付いてなかっただけかもしれませんが。 女子高、女子大。 お客様が女性限定の営業。(女性であることが、逆に強み) 市役所の非常勤。(男女比率等しい) 今まで男女平等当たり前。だってココ、先進国日本だよ!って本気で思ってました。 そして今、製造業の事務員してて本当にびっくり! 30人の部署に女性は私一人。 セクハラとか全然ないから、本当に快適なんですが・・・。 でも、どこの部署も現場に女性がいない。 メン

          男女差について考える毎日~製造現場の事務室から~

          まぶしかった人~バンビちゃん~

          ちょうど5年前の1月、10年間の専業主婦を経て私は働き始めました。 ありったけの勇気で。 身体も心も贅肉で重い。。。 そんな私に、その勇気を振り絞らせてくれた人がバンビちゃんでした。 子供がまだ未就園児だったころ、夕方、近所のママ友と日が暮れるまでおしゃべりしながら、子供が遊ぶのを見ていました。 その頃の私の行くところと言えば近所の公民館か、公園かスーパー。 ママ友とのおしゃべりが気分転換になっていましたが、子供が汚しても大丈夫な体型カバーな服を着て、毎日同じような話題。

          まぶしかった人~バンビちゃん~

          子供が選択したマークシートの答えで救われた件

          子供は4月から高校生。第一志望に落ちて第二志望に春から行く予定だったが、コロナで行けてない。 ある夜、ダンナの声が子供部屋からきてきてとするから行ってみたら、机の上にマークシートが置いてあった。 子供はお風呂中。 マークシートは高校から送られてきた進路調査書らしく、どんな学部に行きたいかとか、得意教科は?とか質問が並ぶ。 ダンナが指差すここ、ここのとこをふむふむと読んでみると、あなたの親は高校進学の際あなたを理解していたか?という問いが。。。 ダンナ:どれ選んどると思う

          子供が選択したマークシートの答えで救われた件