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ロンドンでアイヌ木彫りのワークショップに挑戦@Japan House London
北海道のお土産といえば、不動の人気を誇る「白い恋人」「マルセイバターサンド」「じゃがポックル」、そして名産品の魚介類やとうもろこし、北海道ラーメンなど、枚挙にいとまがありません。
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しかし、昭和の北海道土産と言えばこちらっ!「木彫りの熊」!!鮭をくわえた堂々たる熊の姿は、おじいちゃん・おばあちゃんの家で見たことがある!という方も多いかと思います。この木彫りの熊、一時期は下火になりましたが、今ではまた熱烈なコレクターも増えているとか。たしかにレトロな雰囲気が魅力的で、見れば見るほどほしくなるアイテムです😉
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木彫りの熊は「アイヌ工芸品」と考えられることが多かったものの、実際にはアイヌの伝統文化では動植物や人物をリアルな形で表現することはなかったようです(イスラム教にちょっと似ていますね)。今はお土産品などの目的で上の木彫りの熊を制作することはよくあるそうですが。
それよりは、形式化されたデザインやさまざまな意味を持つ美しい文様を使った木彫りの像や日用品などが、伝統的なアイヌ工芸品と言えるでしょう。
見ているだけでもパワーを感じるアイヌの木彫りですが、このたび、ジャパン・ハウス・ロンドンでもそのワークショップが開催されて大盛況。わたしも小学校の版画の授業で彫刻刀を持ったきりですが、ぜひ体験したくて出かけてきました。
実際のアイヌ工芸家の方が数名おいでになり、わたしは関根真紀さんから習うことができました(とっても素敵な方✨インスタはこちら)。
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