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「ゲイシャ」に「源氏物語」⁉日本にインスパイアされた、ヘレン・フランケンサーラーの魅惑的な版画の世界
「ロンドンに唯一、不満があるとすればさ」とロンドンっ子たちとよく言い合うのですが…。「それは、楽しいイベントが多すぎるということ。とても行ききれないよね😆」
これは実にその通りで、クラシックから新興勢まで、数えきれないほどのアート作品やエンターテイメントがひしめく中から、自分が行きたいものをピックアップできるようになるのはそれなりに修行が必要(笑)。もちろん最初は「手当たり次第に行ってみる」のもおすすめです。
わたしも「わぁ、これはぜひ行きたいな」と感じるものを選んでいます(あとはたまたまチケットをもらったものに、選り好みせず行ってみる感じ)。しかし、その中でもとくに「これは絶対に行かなくちゃ!」と強烈に感じるものがあって。それはまあ、年に4~5回くらいかな。それほど多くはありません。
今回ご紹介する、ダリッジ・ピクチャー・ギャラリーで開催中のヘレン・フランケンサーラーの版画展『Radical Beauty』もそのひとつ。ビジュアルを目にしたときに胸がどきん!と鳴ったのを憶えています。ああ、わたしはこれをじかに見なくちゃいけない。どうしても。———なぜそう感じたのかは、展覧会に到着してからわかりました。
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