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イギリス(ロンドン)における新型コロナウイルス感染にまつわる現状と対策【無料公開】&小ネタいろいろ😄
またそろそろアップデートしておこうと思います。公益性があると思いますので、コロナウイルス関連の部分だけ無料公開します。
昨日、イタリアが全土での移動を禁止しました。イタリアは高齢者が多いのと、国民千人あたりの病床数が少ないため、あれほど大量の重症者が出てしまうと対処しきれなかったようです。全土を封鎖することで勢いをそぎたいのでしょう。イタリアほどではありませんが、ドイツとフランスも感染者が多数に上り、大規模な集会などが禁止されています。
さて、わたしの居住するイギリスですが、2020年3月19日朝9時の時点で感染者数が373人。イングランドが324人とほとんどを占めており、ロンドンでの感染者は91人。国民への健康リスクは「低」から「中程度」に上がりました。
一時期はコロナウイルスをきっかけとするアジア人差別のニュースがありましたが、今はぱったりとやんでいます。ヨーロッパ各地でも感染者が増えているので、そのあたりもうやむやになったのかも。わたし自身もちょくちょく外出していますが、差別を受けることがないのはもちろん、避けられていると感じたことすらありません。みんな普通です。生活が制限されているわけではないので、雰囲気がギスギスしているとかもありません。
一方で、日本や他国同様、特定の商品(トイレットペーパー、パスタ、缶詰など)が品薄になっているスーパーマーケットもあるようです。と言ってもごく一部で、わたしが利用しているオンラインスーパーでは今のところ品物はすべて豊富にそろっています。また、一部のドラッグストアではアルコール入りハンドジェルなどの品を「お1人様2点限り」のような形で販売しているようです。
わたし個人は早めに「2週間外出しなくても生きていける」だけの食料品や日用品を購入済みです。パニックになるとなくなりがちなトイレットペーパーもばっちり。イギリス政府により、症状が出て軽度な場合は自宅で2週間自己隔離するようにとの通達が出ているので、これは過度な買い占めには当たりません。
ロンドン交通局は地下鉄やバスの清掃を強化すると発表しました(嬉しい…)。車内ではマスク姿の人は、たまーーーに東アジア人がいますが、イギリス人でマスク姿の人はまだ見かけていません。ゼロではないと思いますが。マフラーやタートルネックの衿部分で口を覆っているイギリス人は、今日は2人見かけました。わたしはマスクを持っていますが、今のところはまだ使っていません。
先日訪問したフリーメイソン博物館では、入館時に「まずは手洗いをお願いします」とお手洗いに誘導されました。これ、良いアイディアだと思います。イギリスの国民保健サービス(NHS)では「手をこまめに、毎回20秒以上かけて洗うこと」を推奨しており、そのポスターも貼ってありました。
館内のお手洗いには各個室に洗面台が付いているので、ドアには「コロナウイルス対策のため、手を洗ってから個室を出てください」という掲示も。
また、日本などの他国と同じですが、特定の国から入国した場合には14日間の隔離が必要だったり、ブリティッシュ・エアウェイズが一部の国や都市へのフライトを運休したりしています。日本については、「日本から入国した場合、熱や咳などの症状が出れば、たとえ軽症であってもNHSに電話をしてください」というお達しが出ている以外は、今のところは禁止事項などはありません。ただし、こういった方針は随時変更されるので、もしイギリスに渡航のご予定があれば、必ずこまめにチェックするようにしてくださいね。
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