イギリスお金事情④どんな税金を支払ってるの?日本と比べてどちらが高い?
昨日、イギリス中に激震が走りました。なんと来年4月から国民保険拠出料(NIC)が1.25%アップすると通知され、その計画がつい先ほど議会で承認されたのです。これにより、年齢を問わず働いている人とその雇用者の負担が大きく増加することに。
増税の目的は、最初の3年はNHS(国民保健サービス)に資金を注入して、コロナ禍で後回しにして溜まってしまった緊急ではない検査や手術などを急ピッチで進めること。その後は今まで不十分だった介護費用に回されます。つまり、部分的にはいわゆる「コロナ増税」でもあります。
コロナ増税は数年のうちにいろんな分野に適用されるでしょうが、最初は法人税あたりからだと予想されていたのですが…。勤労世代をくまなく狙い撃ちするこの増税に、そう来たかという思いです😅
今回は「イギリスに暮らすとどんな税金を払うのか?」という点をご紹介します。もちろんすべての税金の種類を網羅することはできないので、わたしが支払っているものを。日本とかなり違うんですよね、これが…。
①国民保険拠出料(NIC)
まずは来年4月から上がることが決まったNICから。これはざっくり言えば、日本の国民健康保険料+介護保険料+年金保険料をあわせたようなものです。
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