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日本は「ルッキズム(容姿主義)」が強い国?イギリスでの外見の捉え方は?💄

東京五輪・パラリンピック開閉会式で演出の総合統括を担当する佐々木宏氏が、女性コメディアンの体型を「豚」にたとえたというニュース。日本人から見るとこういう発言は「あるある」すぎて驚きもしないのですが(笑)、BBCでも大きく扱われ、イギリス人の友達には大きな衝撃だったようです。

まあ、大人がこれを、しかも仕事上で言っちゃうとやっぱりまずいですよね。佐々木宏氏も反省して辞任されるようなのでこの件に関してはその程度で流すとして…。今回はこのニュースをヒントとしてルッキズムを取り上げたいと思います。

①日本ではメディアでも一般的なルッキズム

Wikipediaによると「ルッキズム」は以下のように定義されます。

ルッキズムとは、美男子・美人を持ち上げ、逆に身体的に魅力的でないと考えられる人々を差別的に扱うことを指す。身体的魅力は良いものと関連づけられ、他方、身体的に魅力がないことは悪いものと結びつけられる。

一言でいえば「ただしイケメンに限る」みたいな考え方のこと。まあ、どの国でも恋愛においては「自分の好みの容姿の人としか付き合いたくない」という人は存在しますし、他人の容姿に関して何をどう思っても個人の自由ではあります。

ただ、日本はテレビなどのメディアでも日常でも、誰それが可愛い/イケメンみたいな話題が多いかなと。逆に外見をネガティブにいじられる人もいます。俯瞰して見ると、日本にはどうやら一般的な「美」の定型があってそこに入れば美男美女として称えられ、外れれば不細工と認識されて蔑まれるようなんですね。

②ルッキズムは差別だけではなく他の問題も生む

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