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自分で握る江戸前寿司!ジャパン・ハウス・ロンドンのワークショップが楽しかった🍣【全文無料】

お寿司は好きですか?おーーーーー!!!

イギリスでもお寿司は本当に簡単に手に入るようになりました。どこのスーパーでも売っているくらい。上の写真はその一例で、これはヴィーガン寿司。お魚バージョンもありますが、だいたいまぐろとサーモンのみで、ときどき蒸し海老。

べつにまずくはないです。年々おいしくなってきているし。でも、ん?あれ…?

そこそこのお寿司を自分で握れるようになっちゃえばよくないか?

と、一年くらい前にひらめいたのですよ。海外生活者はこのように、何でも「もしかしたら自分でできるのでは?」と思い始めるのです。大型の魚をさばき始める人、味噌や梅酒をつくる人、着物を仕立てる人、自分で髪を切る人…。「外国暮らしの人ってたくましいよね」と言われるのはこのあたりがひとつの理由なのでしょうね🤭

実は、ロンドンには、寿司職人を目指す人向けのスクールが存在します。しかし、これはかなりガチな6か月間の修行コース。そこまではできないかな…。家でちゃちゃっと自分が食べる分を握ったり、たまに友達と寿司パしたりするくらいが理想。

そうこうするうち、日本で教えてくれるという素晴らしい方が見つかり、おおお!と思っていたのですが、どこかの調理室を借りたりしなくちゃいけなくてけっこう面倒。かといって、握り具合とかはYouTubeとかではわからなないでしょうね。

そんな悩みを抱えていたわたしの目に、ある日、ジャパン・ハウス・ロンドンでの江戸前寿司づくりワークショップの文字が!やるっ、やりますっ!!🍣

というわけで、今日、ワークショップに参加してきました。汚れても良いようにデニム着物で、割烹着も持参して。横山明美先生に「お着物かわいー💓」と言っていただきました。えへへ。

なお、ワークショップは2時間で80ポンド(1.5万円)。作った後には食べられるので、日本酒または日本茶がつきます。内容がめちゃくちゃ素晴らしくて楽しかったし、素材も上質(本わさびとか!)、出来上がったお寿司も本当においしかったので、この受講料はとってもお得だと感じました。

ロンドン在住で、「えええ、気になる!!」という方はぜひ上のウェブサイトをご覧ください。こちらのテレビなどでもご活躍の横山明美先生のクッキングスクールです。お寿司以外の和食も教えていらっしゃいます。

さて、会場に入るとすでに各テーブルの上に食材や調理器具が並べられています。

こんな感じ!わくわく🌟

最初にざっと、熟れずしから江戸前寿司までの変遷の説明がありました。お寿司の種類も今でも本当にいろいろ。関西生まれのわたしには、お寿司と言えばいちばんに思いつくのは、箱寿司や押し寿司だったりするんですよね~。皆さんはいかがですか?

さて、お待ちかねの寿司づくり!すし飯の作り方の説明から始まります。2時間のコースなので、すし飯は事前に先生とスタッフの方々が用意してくださいました。

そして、各参加者にこの可愛い紙の入れ物が配られます。おお…!?

ぱかっと開けると、中にはすでに切り付けられたネタが!しめ鯖、サーモン、蒸し海老、卵焼き、きゅうり、かんぴょう、いんげん豆。このほか、穴子も💓

詳しい手順は、先生の知的所有権もあるので念のため省きます。どうぞご了承ください。まずは巻き物(河童巻き、かんぴょう巻き)ができました!巻き寿司はおうちで作る方も多いかもしれませんが、わたしはとても久しぶりでした。

かんぴょうがちょっと寄ってしまいましたが、まずまずよくできました。ちなみに、比較的見栄え良くできた半分だけを撮影しています(笑)。

にぎりもあれやこれやして、で、できたーーー!!え?けっこういい感じじゃないですか?

ちなみに4人テーブルで、わたしのほかは、「20年前に新潟の大学に留学していた」というイギリス人女性(娘さんも今、イギリスの大学で日本語を専攻していて来年には東京の大学へ留学!)と、あとはトルコ人夫妻。

トルコ人の旦那さんの方がなかなかにぎりの才能があるのか、じょうずにできていたので写真を撮らせてもらいました!夫妻は「トルコでもちょっと高いけどお寿司が食べられる。あと、大阪出身の友達にたこ焼きを作ってもらったことがある」と言っていました。トルコ人の人柄のあたたかさはなんとなくアジア的で好きなんですよねーー。

試食の際に出されたお茶は一保堂の大福茶(新年のお祝いに出る)でした。日本酒は岩手の南部美人✨

お寿司は手前味噌ですがめっっっちゃおいしかった!先生がすし飯とネタを用意してくださったからというのはかなりありますが…。ごはんがふんわりしてぎゅうぎゅう握られていないのがやっぱり美味だし、海苔や醤油、生わさびなどもこだわりの品で、これは日本で出てきても「おいしい!」と思うレベルだなぁと。

量がたっぷりなので、巻きずしはお持ち帰りにして家でいただきました。

「ユリさんがとうとうロンドンで握りずしを…ざわざわ…」となっていただけたら嬉しいです😂忘れないうちに家で復習して、イギリスでも幸せなお寿司ライフを送っていきたいです!

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