荒れてます
フランス、結構荒れてます。
年金システム改正を進めるマクロン大統領政府と反対する民との間が、かなり荒れてます。加えて他のデモも起きてます。
最近のデモ
:年金システム改正反対
:貯水槽建設反対
:漁師による海域制限反対
探せばもっとあります。
特にひとつ目の年金改革反対デモは規模も大きく数万人が各都市で参加しています。そして最終的に一部の人が暴動化し、近隣の店が壊されたりもしています。純粋なデモ参加者の邪魔をしている様にしか見えず残念です。
最近は週一でこのデモがあり、何を持って収束を迎えるのか気になるところです。デモだけではなく、反対派の公務員達によるストも頻繁に起きでます。
鉄道会社も然り、電車が週に1回ぐらいでストしてます。
先日はゴミ収集業の公務員によるストもありました。
3月7日から始まったこちらのスト、約2週間ごみ収集しないぞ!というわけです。パリの約半分の区がこの影響を受けることになりましたが、運良く我が家の地域は免ました。そして回収されていないエリアの2週間後ははこんな感じ。
美しい街の外観と反する積み上げられたゴミ達。
数日前からごみ収集業務は通常営業に戻っていますが、道に溢れかえったゴミ達を一度に収集はできず、未だ回収されていないところもある様です。
ちなみにあまりにも困り果てたとある区の住人が民間のゴミ収集業者に頼んだところ、1平方メートル20ユーロ(約2800円)請求された様です。いつもタダで持っていってもらっていると思うと高いですが、衛生問題にはかないません。今回のゴミ放置の影響でどうやらパリのネズミが驚異的な繁殖力をみせているらしく、ネズミの多いパリ、更に気をつけねばなりません。
そして多くの人が今回の件でマクロン政権反対派についた様で、国民との仲直りはできないだろうと言われています。
フランスどうなっていくのでしょうか。
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