【私の仕事】なぜ英語教育なのか:日本人の英語に愕然とした
こんばんは。
先週noteを始めましたわたくし。ですが。
が。まだ自己紹介、主には幼少期の出来事しか書いてなかったので、本日は今の仕事を志すに至った「きっかけ」というか、それに繋がる「大きな違和感」を抱いた出来事について、書いてみたいと思います。
日本で「優秀」でも、海外ではなぜか評価が低い
前回の記事にも載せたのですが、オフィシャルなプロフィールをご覧いただければ書いてあることなのですが
わたくし、大学院で経営学を勉強したんです。
いわゆる海外MBAってやつです。
普段はフルタイムで仕事をしながらオンラインで勉強していましたが、卒業するまでに何度か現地のキャンパスに行って授業を取らないと卒業できないというプログラムでした。
学友たちは、某大手企業の管理職(次期代表候補とかね)や注目企業の若手有望株!みたいな方々が多く、こんな「好き勝手生きてきた20代(当時)・ちゃっかり女子」みたいなわたくしが、到底お近づきになれないような方々ばかり!
でも、気づいちゃったことがあります。
それはそれは、とても悲しい現実です。
日本で優秀だからと言って、ある程度のポジションについているからと言って、海外の人々に認められるとは限らない、ということ。
間に合わせで出した課題がなぜか最高点
アントレプレナーシップ(起業家精神)の授業で課された最初のwriting assignmentがありました。教科書にあるセオリーを読んで、それを自分の仕事や状況に当てはめ、まとめる的な、まあ、どうってことない課題です。分量としてはA4・2~3枚程度の文書作成。もちろん英語。
いつものように(こら)ギリギリまで手をつけず、だらだらと過ごしていました。自己紹介にも書きましたが、土壇場の力だけで生きております。last-minute personです。わたくし。
あー!今日締切だー。やばー。
てなぐらいのノリで、適当に(こんなテンションでMBA勉強するな!)今回も終わらせてしまったー。やっつけ提出でした。あーあ。終わってからいつも後悔するのです。なんでもっと早くやらなかったんだろう、と。
しかも、提出してから気づきました。なんと!締切を1日早く勘違いしていたことを。うーん。でも、もう終わらせたからいっかぁ。
めんどくさいから、と、最低の出来を容認してしまいました。(この課題、大学院生活において、一番やっつけで提出してしまったと、今でも思っています。。。はい。反省。)
しばらくしてから、提出した課題の評価が送られてきました。
18/20(90%)
あれ?結構良くない?
てか、間に合わせのわりには、かなり良くない?
その後、先生からアナウンスが。
平均点、最高点などが課題後に発表され、内容の総括、模範解答はこんなんです。みたいな説明がなされる。
「最高得点は18点でした。」
え?っっと。。最高点?わたくし?
うそー。あんな間に合わせで?
きっと、この先生評価が甘い先生なんだ~。
みんな高得点にする先生なんだな~。
と思っていたある日、学友たちとこの課題について話していました。
何点だったー?私は14点だよー。
私は15点。
私は16点だったよ。
いやいや、私12点よ。
。。。。
せきねさんは?
あ、、わたし、、18点でした。。
すごいね!最高点じゃん!と。。
こんなみなさまに「間に合わせで出した」とは口が裂けても言えませんでしたわ。
海外MBAで気づいた、実務経験以上に決定的なこと
はて。さて。
何かがおかしい。なぜ?
日本語で学友のみなさまとディスカッションすると、もう、それはそれは、みなさまの知識や経験には圧倒されるわけです。
仕事で実際にマーケティングをしている方。
社内起業を経験されている方。
マネジメントされている方。
到底、足下にもおよばないのですが、なぜ?
何故ゆえ課題の評価では差が出てしまうのであろうか??
初めて現地での授業を受けたとき。1日中、8:30~17:00までキャンパスで授業を受けること、約10日。クラスには日本人の学友が多かったですが、現地のビジネススクールに通っている、国籍豊かな面々もいました。
ヨーロッパ、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドの方々が、それぞれ数名。年齢はどちらかというとわたくしの年齢に近く、中には年下の子もいました。
授業では、先生のレクチャーもさることながら、クラスメイトたちのプレゼンを聞く機会がかなーり多く、1日中「日本人の英語」というものを聞いておりました。
それまで、わたくしが英語を話す相手は外国の方がほとんどで、実は日本人が話す英語をあまりちゃんと聞いたことがなかったのです。
日々、日本人のプレゼンを聞いていると、わたくしの首が勝手に傾くのです。
「?」
と思うときです。無意識に首が傾きます。
この子ペコちゃんかしら、と思われるくらい、ゆらゆらしていたと思います。
わたくしが首を傾けると、一番前に座っている先生も同じタイミングで首を傾げているのです。
あ、わたしが抱いてる違和感、先生も抱いてるんだ、と。。
そんな感じでモヤモヤしたまま3日ほどたったある日。
もう、日々の課題やグループワーク、予習、復習(&飲み会)の疲れで意識も朦朧としている午後。
いつものように日本人のプレゼンを聞いていると、なんと、日本語が聞こえてきたのです。
いや、聞こえてきたというか、音は確かに英語なのですが、頭のなかに日本語のスクリプトが浮かび上がってきたのです。
あ!なるほど。
今までなぜ、理解できなかったのか、わかった!
英語脳で聞いていたから、意味が理解できなかったのだと。
日本語脳で、彼らの話す英語を聞いたら、まあ!なんと言っているか、手に取るようにわかるのです。
彼らは優秀です。わたくしが知らない難しい英単語もきっと知っているのです。わたくしが知らない文法用語もすらすらと説明できるのでしょう。
語彙、文法などの「知識」はあるのです。
が、それを運用する能力が圧倒的にないのです。というか、そんな術を習得する場が日本には少なすぎたのでしょう。。。
この「運用能力」を養うために身につけるべきことがあります。
・語順感覚
・論理的思考
・音感
そして
・度胸
です。
この詳細については、また次回書いてみたいとおもいます。
かしこ
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