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<働き方改革Q&A>新人育成の道筋の立て方を教えて。

(写真)今年もうちのホトトギスが咲きました。地味な花ですが、とても丈夫です。


<働き方改革Q&A>

Q 新人育成の道筋の立て方を教えて。



A 働き方改革のゆりりんです。

特定社会保険労務士の西垣裕里(ゆりりん)です。

さて、中小零細企業では、年中新人が入ってきます。

同業種の経験や資格のある人から、他業種から移って来た人まで様々です。

経験や資格の有無はもちろん大事ですが、

貴社が求める従業員(フルタイム勤務、パート勤務不問)を目指して、

教育育成することが大事です。

これはとても手間がかかるので、省略している会社が多いです。

即戦力を求めるとは、結局そういうことです。

その手間がかかる教育ですが、

いい資料があるのでご紹介します。

それは、派遣業の許可更新申請書類の中にある、

「キャリアアップに資する教育訓練(説明用シート)」です。


記載する内容は、いたってシンプルです。

1.業務内容
例:販売員

2.業務の具体的内容

例:○○の販売

3.求める人材要件
例:商品(サービス)知識の豊富さと誠実さ

4.3に必要なスキル、資格等
例:商品(サービス)に関する資格やスキル、アサーティブネス

5.3.4のための具体的な教育訓練とその内容、訓練時間
例:商品知識や資格取得のための勉強会とその内容、アサーショントレーニング
各4時間

6.期待される教育訓練の効果、到達すべき知識、技量レベル、キャリアアップにつながる理由
例:商品(サービス)知識やスキルを証明する資格取得により、お客様より信頼される商品サービス提供を行い、上司や同僚から常にフィードバックをもらい、資格のブラッシュアップを行うことで、資格を活かせる人材となる。


こんな感じで1年目から4年目までマスを埋めるように記入します。

上手く言語化できない場合は、ゆりりんがお手伝いいたします。

もちろん、あくまでも計画なので、

「PDCA(計画、実行、確認、行動)」を回します。


「その人に合った計画を立てるべきでは?」


当然です。

ただ、この教育訓練の目的は、あくまでも貴社に貢献できる人材育成です。

もちろん、貴社だけに貢献できる人材ではなく、日本の未来のために貢献できる人材ですが。

ですから、

「せっかく費用かけて教育したのに。」とがっかりする必要はありません。

日本の未来のためにどこかで、いつの日か貴社での教育が芽吹くときが必ずあります。

「ペイフォワード」という映画がありましたが、

自分の受けた善意は、本来他者へお返していくものです。



(まとめ)

昨今、心理テストにてその人の適格性を判断する傾向があります。

もちろんそれも大事ですが、単なるレッテル貼りにならないように注意が必要です。

私はこの手のテストをすると、

「雇われ仕事に不向きで、変化に弱い。」と判定されますが、

雇われ仕事ができない訳ではありませんし、(ストレスですが)

変化に弱いのは認めますが、

新しいことにチャレンジして成長したいという意思もあります。

新人(社員)の可能性(潜在能力)を最大限活かす

ことも、経営者(上司を含む)の役割です。

ちょい難仕事(ちょこっと努力すれば達成できる仕事)にて、

小さな成功体験を積んで、自信をつける

ということです。

人間の可能性は大きいです。

いつからでも始められます。

当然、今回ご紹介したプランは、新人以外でも使えます。

生産性を上げて、賃上げするしか、企業が生き残る道はないからです。

そして、どんな人も再チャレンジできる社会になるよう、

私の社会保険労務士として貢献していきます。



「人手不足を嘆く前に、職場環境を整えませんか?」
ゆりりん社会保険労務士・行政書士事務所 8~18時★月火金土
西垣裕里(ゆりりん)nekonorin79@yahoo.co.jp
特定社会保険労務士
特定行政書士
精神保健福祉士
年金アドバイザー
認定ラフターヨガコーチングコーチ
X(旧Twitter)毎日発信
フリマでうちの不用品不要品を販売中です。
 
 

(お知らせ1)新人教育プラン


言語化のお手伝いいたします。ご相談ください。
 

(お知らせ2)就業規則作成・変更


約束は守る。
できない約束はしない。
実態に合わせる。
これらが基本。
 

(お知らせ3)普段の労務管理


日頃の 労務管理 ができていると、
万一の 労災請求 や傷病手当金、
また助成金申請の際に対応がスムーズです。
労務管理力は、危機対応力です。
特別な福利厚生よりも大切です。


 

 (お知らせ4)遺族年金・障害年金相談


年金事務所相談代行も承ります。
まず、あなたに代わってあれこれ聞いてきて
分かりやすくお伝えします。
全国対応します。



 

(お知らせ5)ご相談・素朴な疑問・問題提起


働き方のこと。
休み方のこと。
年金のこと。
相続のこと。
遺言のこと。
ラフターヨガのこと。
HP「お問い合わせ」よりお寄せください。
note<働き方改革Q&A>にて順番に対応しております。
 






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