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めまい放置の成れの果て【前庭神経炎(回転性めまい)】
はじめまして。都内女子大学に通う21歳です。
初めての(暇つぶしの)投稿は、私が去年の9月中旬に発症した「前庭神経炎」という病気について。脳と耳を繋ぐ神経に炎症が起き、平衡感覚に障害が起きる疾患です。
ちなみに、50代の男性が発症することが多いらしいです…あれ……?(笑)
自分自身の行動に対する反省と教訓として、発症から入院までの経緯を
日記感覚で書いていきたいと思います。
めまい発症と、病気の判明
もともと貧血持ち&当時、睡眠不足が続いていたことから、
立ち眩みだったり、電車でずっと直立していると具合悪くなっていることが日常茶飯事。この症状に関してはもう、慣れていました(笑)
おそらく、この段階で病院に行ってればよかったのですが、当時は「たかが貧血」「薬飲めば治るだろ」というスタンス。
めまいを無視して、普段の生活を続けていました。
そしてある日のお昼、友達と電車に乗っていた時に大きなめまいを発動。この時の私、リアルに目が回っていたらしいです。
天地がひっくり返ったように、頭がグルングルングルングルン回る回る。
吐き気をこらえ、めまいが落ち着いたときを見計らい電車を降り、予定を変更。病院に直行し、点滴を受けました。この時に友達が隣にいてくれて、よかった…。まじで感謝。
そしてそのまま検査をし、お医者さんに【前庭神経炎】と判断されました。
通院の限界と、入院を決意するまで
点滴が効き、その日の症状はかなり落ち着きました。
わりと適当なお医者さんで、「通院という形で点滴に来てもらえれば、多分2.3日で症状は収まると思うよ~、まあ入院という選択肢もあるけど」的なことを言われました。
実際に点滴をして症状が治まりましたし、学校やインターンなど、自分の生活においてやることももちろんあったため、「あ、まじすか。じゃあ通院で。」と即決。しかしこれが大失敗でした。
3日たっても5日たって、抗めまい薬や制吐薬を飲んでも、一向に良くならない。相変わらずめまいに苦しめられた非常にきつい毎日でした。
特に、一番辛かったのが、朝起きたとき。目を覚ますと頭がかち割れるように痛み、横にして寝ることができなくなり、ソファーに移動して座った状態になる。薬を飲んで、無理やりめまいを押さえていました。
立ち眩みに関しても、もはや「クラっとする」といった感覚ではなくなり、立つことができずに転んでしまうといった状態。
そんな状態でも、「一週間も入院なんてありえない!やることたくさんあるし!」という想いから、未だに入院に対する抵抗がありました。
しかし母親が、「いつまでも病気を言い訳にしてられないでしょ。さっさと入院してこい」と言った言葉が決め手となり、入院を決意。スパルタで偉大な母親です。入院費も出してくれました。ごめんなさいありがとう。
そしてまた夏休み中だったことも、不幸中の幸いでした。
こうして1週間ほど入院した後、病気も治り、無事に退院しました。
(耳鼻科の病院での入院だったのですが、セキュリティがゆる過ぎてびっくり。黙って病院を出て仕事に行った日があるのですが、何も言われませんでした(笑)優しい看護師さんたち、ありがとう(笑))
当時の反省と教訓
50代男性が発症することが多い病気を、20代前半の私が発症するとはまさか思いませんでした。
人生何が起こるかわかりません。
めまいを感じたら、「もともと貧血持ちだから」「生理前だから」と決めつけず、直ぐに病院に行くことをお勧めします。
お医者さんに聞いた話、前庭神経炎は初期に治療すると、圧倒的に治りやすい病気だそうです。私の場合は放置しすぎて、重症化してしまいました。一時期、後遺症なのかわかりませんが右耳がほとんど聞こえなくなってしまい、補聴器生活だったこともあります。
やりたいことをやるにも、自分が健康でなければまともに取り掛かることもできない。
自分だけでなく、一緒に住む人にも迷惑が掛かってしまいます。この経験を通して、何事にも「健康第一」であることを学びました。
新型肺炎の影響で公私ともに様々な行動が制限されたことから、精神的な疲れも多々あると思いますが、溜め込みすぎず、家庭内でできる細目なリフレッシュをすることをお勧めします。
本当に、無理は禁物です。
みなさんも健康第一で。