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ももこの救急搬送

長女りりこの救急搬送から9ヶ月。今度は、二女ももこの番です。

マジでやめてほしい

忙しい日々。毎日の記憶が飛ぶほど、馬車馬のように働いております。
まさに貧乏暇なし。ここ1ヶ月、夏休みと仕事の多忙が重なり、ヘトヘトです。

このしんどい時期、ここ数年の中でもかなり忙しい日に、その日がやってきました。

「もしもし、ももこちゃんのママ?」

ももこの部活の先輩ママからの着信です。

あぁ、何かあったんだな、と思いました。

「ももこちゃんが体調崩して、今休ませてますが、お迎えに来れますか?」

恐れていたことベスト1です。出張中に体調を崩されること。
今から急いで戻っても3時間程かかります。


次に顧問の先生からの着信です。

「ももこさんの体調が良くならないため、これから救急搬送します。お母さんお迎えに来れますか?」

出張中のため駆けつけられないことと、代わりに祖父に病院に行ってもらうことを、まずは伝えました。

それぞれの役割【祖父】

顧問の先生からの電話の前に、父に電話してありました。
「ももこが救急車で運ばれるから、お迎えに行って!そして保険証とか必要なら家に取りに行って!」

父は「わかった。」と言い、すぐに搬送先が予想される病院に向かってくれました。

それぞれの役割【妹】

スポーツの練習後、ももこの帰りを待ってる三女ななこにも電話しました。
「ももこが具合悪くて病院に行ったから、シャワーして、1人でお昼ご飯食べて待っててね。」

ななこも「わかった。」と言い、数十分後にはご飯の写真をLINEで送ってくれました。

それぞれの役割【姉】

今日に限って、です。
数ヶ月ぶりに会える、仲良しのお友だちと遊ぶ約束をしていました。
ももこが救急車に乗っている時間は、映画を見ているはずです。

りりこにはLINEしました。
「ももこが救急車で病院に行って、おじいちゃんがお迎えに行ったから、家に早く帰ってほしい。」

りりこも「わかった。」と返事。お友だちとの約束を繰り上げて帰ってきてくれました。

ももこの検査結果

搬送先の病院が決まり、救急車の中から電話をもらいました。
「⚪︎⚪︎病院へ向かっています。」
私と父が予想していた病院と一緒でした。

着いたらすぐに検査をして、
「軽度の熱中症」「貧血」
という診断がされました。

シングルマザーの葛藤

ももこが苦しんでいる時、私は何事もなかったかのように仕事をしていました。

それぞれに役割をお願いし、なんとかその日を乗り越えた感じです。

それでいいのか。でも働かないと暮らせない。

仕事を投げ出すわけにもいかないし、シングルマザーだから旦那さんにももこを託すわけにもいきません。

私には父(ももこにとっては祖父)も、りりこもななこも協力してくれる家族がいてくれたことと、病状が大事に至らなかったのが不幸中の幸いでした。

「何か食べられるものある?」

家に戻ったももこに、姉のりりこが心配して言いました。
「食べたいものは?作ってあげられないけどなんでも買ってくるよ!(笑)」

ももこは「何でも食べれるけど(笑)」

りりこは、グラタンやらうどんセットやらサンドイッチやら、とにかくいろんなものを買ってきてくれました。

みんなで夕食を

やっと家に戻り、みんなで食卓を囲みました。
いつもと同じ。
やいのやいの。

救急車に乗って、点滴を受けてきたとは思えないくらい回復したももこも、みんなにつられてモグモグご飯を食べています。

やっぱりみんな一緒で元気がイチバン!

「次はななこの番だよね!」
と、ななこは救急車に乗りたいようなことをふざけて言ってます。
本気で勘弁してください!😊


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