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地方空港から台湾経由でバリ島へ その1
人の旅行記って、おもしろいですよね。
私の書く旅行記も楽しんでもらえますように。
そしてどなたかの参考になるように、その1は少し説明も意識して残します。
今年のお盆に、私、主人、9歳の娘の家族3人で台湾経由でバリ島へ遊びに行ってきました。
今回の旅は、最寄りの地方空港である小松空港から出発。
この地方空港発の海外旅行の快適さに感動した話と、今回の旅のスケジュールはこちらにまとめてあります。
小松空港から、まずはサクッと台湾の台北、桃園国際空港に到着。ここでトランジットのため1泊するので、入国します。
台湾は初めてでしたが、バリ島がメインだったのもあり、全く下調べしてませんでしたので、入国時に少しあたふた。
台湾入国の際には、入国カードを記入する必要がありますので、機内でもらうか、着いてから入国審査の列に並ぶ前にもらって記入しましょう。
ビザは不要なので、ビザを記入する欄は飛ばせばOKです。
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今回は空港近くのノボテルホテル台北に泊まります。
空港からホテルまでは無料のリムジンバスが出ているので、空港に到着したら裏側のバス乗り場へ向かいます。
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ぐるぐる空港の周辺をまわって、ホテルに到着。
とてもキレイなホテルです。受付の方のスピーディかつ台湾訛りな英語を聞いて、外国に来たんだなぁと実感しつつチェックイン。
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移動疲れもあって、何か食べたいという娘。
ホテルの1階にパン&ケーキのショップが入っていたので、購入してお部屋で食べました。
台北ってパンのレベルが高いのかな?空港にもパン屋さんがあったけど、どちらもとてもおいしかったです。
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お部屋で休憩しながら、少し調べて、夜市に行ってみることに。このホテルから最寄り駅の路線で行ける夜市、中壢観光夜市を目指します。
MRTの最寄り駅は、ホテルを出て右へ行くと、すぐあります。
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エスカレーターで降りて行って、切符を買います。券売機は日本語も選べました。
きっぷはトークンと言われる、コインみたいなもので、改札を入る時はピッとタッチして入り、出る時はコロンと入れて回収されるシステム。
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今私たちがいるのが、A14a機場旅館駅で、ここから老街渓駅へ向かいます。行き先だけ確認して、電車が来たら乗りましょう。
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車内は静かだしきれいで落ち着いた感じで、とても快適です。夕焼けを眺めながら電車に揺られ、20分ほどで老街渓駅へ着きました。
改札を出たら、右へ真っ直ぐです。
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街の中をひたすら15分ほど歩いて行くと、お目当ての中壢観光夜市の場所へ辿り着きます。
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ほぼ地元の方オンリーという感じの夜市。にぎやかなんだけど、人々の生活に根付いている雰囲気でした。みなさん地元の方だからか、晩ごはんとして買って帰る方も多かったけれど、私達は買ってその場で食べて歩きました。ホテルが近くだったら、買って帰ってゆっくり食べるのも良さそう。
食べ物の値段はおそらく最安値のすいかジュースが30元で、他はサイズにもよりますが1品あたり平均120元程度だったかなと思います。子どもが欲しがったおもちゃは2〜300元ほどしました。
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やーみんなが台湾いいよっていう理由が分かった気がします。なんでしょう、この安心感。
治安の良さはもちろんなんですが、おそらく街の造り全体が基本的に日本と似ているため、たとえばちょっとした駅のエスカレーターの早さとか、街の道路の雰囲気にストレスを感じないんですよね。
そして昔の日本みたいで懐かしい感じがするとかよく聞くけれど、確かにこの夜市の雰囲気とか、本当にそう。
明るいライトに派手な色づかいの看板、食べ物を作る音と人々の話し声が混じった雑多な雰囲気、読めない漢字もあいまって、自分が子供の頃に戻ったような感覚すらしてくる感じ。
そして何を食べてもおいしくて。家族でなにこれおいしい〜て言いながら異国の食べ物を味わう幸せ。
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今まさにどんどん開発されていく台湾の勢いみたいなものをみんなが感じているのでしょうか、街や人々にはごく普通に前向きに暮らしていける雰囲気が漂っていて、当たり前に将来をあきらめてない感じがしました。
この暮らしの雰囲気も私の子どもの頃の日本の空気感とそっくりで、懐かしくて、今となってはちょっとせつない。
そしてやっぱりおいしいご飯を食べるということは、今ココで生きてるってことを実感するってことなんだろうなぁと思います。
明るく毎日を暮らしていくには、おいしいご飯を食べること。食べることは、生きること。
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再びMRTに乗ってホテルに帰ってゆっくり休み、翌朝7時にチェックアウト。
「めっちゃ快適なホテルだったよ」って言ったら「嬉しいです」って胸に手を当てて、また早口の英語で返してくれました。
トランジットのプチ台北1泊旅は終了で、いよいよバリ島へ向かいます。
その2へ続く↓