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地方空港から台湾経由でバリ島へ その3

バリ島2日目。
娘は相変わらず喉が痛いとのこと。
熱も少しあったので、とにかく寝かせる。ホテルにお籠もり旅が決定。今回はノープランのバリ旅だったので、予約したアクティビティなどもなくキャンセルせずに済んだのが、不幸中の幸いです。
このロイヤルピタマハには3泊の予定、きっと体調も良くなるでしょう。

というわけで、思いもよらず、おかげで本当に何もしないぜいたくな時間を過ごせました。


朝食はまた、部屋に持ってきてもらいました。
どうやらビュッフェで出してるものと同じものをチョイスして運んできてくれてるみたい。とても、おいしい。


朝食後Googleマップを見ながら、夫がコンビニに行ってくるというので、ついでにガス入りのお水を買ってきてもらいました。BALIANとても美味しいお水でした。

瓶に入っていて美しい


ゆったり、のんびり。私はプールサイドで読書。夫はベッドでゴロゴロ。
ジャングルを眺めながら、鳥の声を聞きながら、なんともぜいたくな時間。

リビングからの風景


ジャングルの景色はおもしろい。
パァーッと晴れると、緑がキラキラと輝いて生命力のかたまりみたいな華々しいエネルギーを放つ。
だけどその反面すぐにサァーッと曇ると、途端にうっそうとした暗い雰囲気になり、何かがひそんでいそうな気もしてきます。その対比がなんとも。

バリでバリのTRANSITを読む



午後からは、少し散歩してきたらと主人が言ってくれたので、1人でホテル内を散策することに。


まるで迷路のような敷地内をてくてく歩いていきます。


ウブドにはもっとモダンなところとか、新しいホテルもたくさんあるのですが、この重厚な石の彫刻がTHEバリ、THEウブドという感じで見てみたかった。このホテルを選んだ理由の一つでもあります。

お部屋のドア
エレベーターまでこんな感じ


敷地内の植物は日本で見るそれらより、大きくてつやつや。まるで自分が小人になった気分。

頭上には大きな葉っぱ


しばらく歩いて、ようやくアユン川に到着。
ちょうどカヤックに乗って多国籍なチームが川上から来たので、楽しんでねってお互い手を振り合う。


敷地内はとてもきれいに手入れされていました。
自然がいっぱいの場所って、葉っぱも落ちるし草も生えるし、土の汚れもあるはずなんだけれど、それらをとにかく日々手入れして管理をしている感じ。
そういう場所に、バリでいうところの精霊は宿るんでしょうね。

手付かずのジャングルはまだ残ってはいるものの、かなり人間が入らせていただいた場所であるので、感謝してお祈りをして、きちんと手入れをしてあげることが大切なんだなぁと感じました。


この熱帯植物の中を歩いている時、ずっと自分がよそ者な感じがしました。ホームかアウェイかでいうところの、アウェイです、思いきり。
すみません、北陸の福井から場違いなところに来ちゃいました、人間です、お邪魔してます…という気分にならざるを得ない感じ。


この圧倒的な熱帯雨林、熱帯植物に埋もれる感覚。

1人で散策する時間をもらえたおかげで、このホテルとウブドの自然をより深く知ることができた気がします。


とても充実した1日でした。

夜ごはんはこの日の夜もお部屋に運んでもらいました。子どももようやく少し食べられるようになりました。

旅は④に続きます。↓

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