【東京都世田谷区】スパイス香る下北沢、昔話をひとつまみ|訪問ブログ
「梅が丘から下北沢まで、真夏にあんたをベビーカーに乗せて歩いたわ」
この前世田谷区に行ったよ、という話をしたら母が昔話を始めました。
世田谷区は、私の人生で一番初めに暮らした場所。
「今下北沢もだいぶ綺麗になったんだよね?ピーコックまだある?」
「世田谷区役所の前の噴水であんたとお姉ちゃん遊ばせたのよ。國學院大学の道抜けて区役所行ったんだけど、あんた覚えてないよね?」
「うん、流石に覚えてないね。」
当時一歳。当然そのときのことは覚えていないのですが、情景を想像すると、なんだかくすぐったい気持ちになりました。
今回訪れたのは東京都世田谷区。
動画取材のため、下北沢にある北沢支所と、松陰神社近くの区役所本庁舎にお邪魔しました。
取材前に下北沢ランチ
まずは、大手町から千代田線直通の小田急線に揺られ約20分、下北沢駅へ。
駅のホームを出て10歩ほど歩くと、どこからともなくカレーのような、スパイスの香り。
取材場所の北沢支所からほど近い、”スープカレー ポリピリカ”さんで腹ごしらえ。
店内に入ると、髭を生やしたおじさまのイラストがお出迎え。
オーダーシートで注文するスタイル。
エゾシカハンバーグカレー(エビのスープ)を注文。
ハンバーグとエビのスープの組み合わせってどうだろう?と思ったけど、意外と合う!エビの風味がほのかに香り、主張があまり強くなかったからかもしれません。
そして野菜が揚げ、生、茹でとそれぞれにあった調理法で美味しかった。特にブロッコリー・蓮根・ナス。好物なので、これらの揚げがたまりませんでした。
ごちそうさまでした。
ランチタイムで混むのを恐れて11時くらいに行ったものの、店内も人がまだ少なく提供もスムーズ。食べ終わってから取材まで少し時間が空いたので、下北沢散策。
学生時代、地方在住だった私からしたら下北沢は憧れの存在。
1〜2年に1回下北沢に来たときに行ってたあのお店、まだあるかな?
と、探してみたらありました。東洋百貨店さん。
いろんな作家さんが、新幹線の窓を半分くらいにした大きさの箱の中で、アクセサリーを出してる空間があります。
そこが楽しくて。そこで買った刺繍を基調としたハンドメイドのアクセサリーを、小学生か中学生の頃、フェイクレザーのバッグにつけてました。懐かしい。
なんて、思い出とともに散策していたら取材の時間に。
世田谷区役所 北沢支所に向かいます。(北沢支所は写真を撮れず…)
取材@世田谷区役所
今回お話をお聞きしたのは、世田谷区役所の福祉職3名。
保育士からキャリアチェンジをし幅広い専門性をお持ちの方、利用者に伝えるために一人一人にオリジナルの図を作ったりと試行錯誤しながら工夫されている方、福祉職でありながら事務方のお仕事をされ、立体的に役所の福祉の視点を持っている方。
同じ区役所の同じ職種の方でも、就かれたきっかけやキャリア、そして福祉への向き合い方がそれぞれある。そんなことを感じたインタビューでした。
インタビュー後は、インサート撮影のため世田谷区役所へ。
築60年以上の区役所本庁舎は現在新庁舎の建設中。冒頭の、母が話した噴水もおそらく工事のエリア内でした。
工事が徐々に進んでおり、第二庁舎には、出来たばかりの新庁舎1期棟と区民会館が隣接しています。
庁舎から歩いて10分ほどにある、松陰神社前駅から世田谷線に揺られて三軒茶屋まで行き、帰路につきました。
動画はもうすぐ公開予定です。
世田谷区役所のページからぜひ見てみてくださいね。
後日、父が20年以上ぶりに世田谷の昔暮らしていた場所散策をしたそうで。
よっぽど楽しかったのか、その後1週間くらい写真が送られてきました。