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麻薬のようなもの

今から昔々、私はある事柄に没頭、集中、依存してしまう。
それが後々、周り回って自分自身の首を絞めることになるとは当時の私は当然知らなかったのである。
当時の私は20代の前半。
いくら若いとはいえ既に立派な成人女性であり、
自分自身の責任は自分で取るべき年齢である。

いつかの表参道

どんな事もそうだと思うが、
依存してしまうともはや最後、
その強烈な中毒性、依存性に頭が、
脳が、甘い甘い蜜の味を覚えてしまい、
中々抜け出せない。
やめたいのに、やめられない。
やめたらイライラしてしまう。
本当に麻薬のようなもの。

軽い気持ちで手を出して、こんなにも自分自身の
人生をも狂わせるとは。

私が水だと思って飲んでいた透明の液体は
毒薬入りの地獄への片道切符だったのかもしれない

こんな綺麗な液体だろうか?

それが私が見た恐らく最後の日常
次に目を覚ました時に待ち受けているのは
一体どのような光景なのでしょうか?

目が覚めた時こんな綺麗な月が見えていたなら

悪夢かはたまた現実か

※この物語はフィクションです。
「この物語はフィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません」
よく見かけるテロップ

そう、貴方にだって
貴方だって他人事ではないはずです
もしかしたら今
この瞬間にも
衝撃的な出来事が発生する可能性はゼロとは
言えない

勿論男女問わず
ご年齢を問わずに
私は当然脅しているのではありません

これはあくまでフィクションです

あの日のイルミネーション

                   yurika

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