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マスクとテレビ

目に見えない大切なもの。10回目は「マスクとテレビ」。

次回は「呼吸」とお伝えしたのですが、文章ではどうしても伝えにくい内容になってしまい、まだ書き方に悩んでいるため内容を変更してお伝えします。すいません。😭 

という訳で「マスクとテレビ」です。

もはやマスクしない日はないというほど、毎日マスク。私は薬局に勤めていたこともあって、コロナ前からマスクは必須。なので、業務後のマスクを外した時の爽快感といったら感動ものでした。

それが今はコロナになってどこにいってもマスク。某有名コーヒーチェーン店に、うっかりマスクをせずに入ったら「お客様マスクの着用をお願いします!」と。周りは食事でマスクを外しているばかりなのにね、と思いながらマスクを着用した記憶があります😅 遊園地の屋外のアトラクションでもマスクの着用お願いしますーとスピーカーで大音量でアナウンス。←換気十分に行っているから問題ないでしょと思ったり😅

最近は、マスクの息苦しさと室内の空気の悪さを感じ、どこに行くにも自転車(電動ではない)。現在実践中の呼吸法と組み合わせることで、呼吸がどんどん鍛えられるのが快感に。自転車での行動範囲がどんどん広がっている自分にもびっくりしています。これも知識を意識したから、なんだと思っています。

ちなみにみなさんはなぜマスクをしているのでしょうか?コロナ感染予防の観点以外で考えたことがありますか?

このマスクですが、着用によるデメリットの方が多いことをご存知でしょうか?

デメリット

●酸素の循環がうまくいかず、脳が酸欠状態に。頭痛の原因にも。
呼吸が浅くなることで、交感神経が優位に、精神が不安定に。
集中力低下眠気が生じやすくなる。

口呼吸の状態になり、口腔内にウイルスや細菌が入りやすく、免疫力低下。コロナ以外の感染症になりやすくなる。
鼻呼吸は鼻毛がウイルスや細菌のバリアになるが、口呼吸になると直接ウイルスや細菌を取り込んでしまうため。

口呼吸により、口腔内の雑菌が繁殖。虫歯、歯肉炎、歯周病など歯のトラブルも起きやすい。

→日本の歯科治療は予防よりも治療が主。なぜなら保険適応が治療目的のみのため。マスクをすることにより口腔内、歯科トラブルが覆い隠され、マスク解禁となったあとに治療目的で来院する患者の増加が予想されます。

海外では歯が健康でキレイであることはその人の職や人生を決めるものであってとても重要。予防医療が重要視されているのはそのためです。

日本人が予防医療に力を入れていないのは、薬局同様、歯科医院がコンビニ以上に増加してしまった経緯があるため。
予防医療や自由診療(インプラントなど)は自費であり、そちらで収入を得ようとする歯医者が多く、それにより、歯医者嫌いの日本人が増えてしまいました。
歯を削らない画期的な治療法を開発した有名歯科医師がコロナ関連の歯科グッズを高額販売し逮捕されたという事件もありましたが、おそらく経営的に厳しかったのだと予想されます。

薬学部や歯科部の増設を国が許可し、過剰になってしまったのも原因でしょう。歯科医院、歯科医師、薬局、薬剤師も増えすぎてしまいました。そこに薬の販売の裏事情も絡んでいます。このことに関しても、いつかの回でお話ししたいと思います。

嗅覚、味覚などが鈍感になり、食欲が増進し、肥満に。
嗅覚は「食事とスマホ」の回でもお伝えしましたが、食欲抑制効果あり。鼻まで覆ってしまっているマスクは感覚器官を鈍感させてしまい、食欲増加につながる。

火事やガス漏れなどにも気付けず、大事故につながる可能性も。

人の感情が読めなくなる。

人は目と口で感情を表現するが、口が見えないことで感情を読む力が衰えてしまいました。マスクを外して会話していたら、自然と口元が見えるため、その人の感情がわかるからです。

●話しかけてはいけないという同調圧力から孤立状態に。
コミュニケーションがとれなくなり、認知機能の低下に。

●高齢者の自粛生活により要介護度の度合いが悪化
外出自粛により運動不足、持病が悪化した人が増えた。

→自粛時に買いだめした食材、長期保存が可能なものだったりしていませんか?長期保存可能な食品を超加工食品(砂糖、塩などが大量に添加されたもの)といい、このような食品を食べることにより、持病が悪化してしまいました(砂糖の中毒性に関しては過去の記事を参照してください。)。

うつ病の患者が増えた

→自粛により外に出ないため、日の光りを浴びることで放出される、やる気を起こさせるホルモンであるセロトニンが不足してしまったのが要因。

●セロトニンには精神を安定させる効果もあるため、セロトニン不足自粛警察と言われる人たちを助長させた。

→日本人はセロトニン分泌量が元々低いことも関与している。

安易に薬に頼る患者が増えた。テレビの報道やネット記事による?

→コロナ感染初期の頃、ビタミンDの処方が増えました。患者さんに聞くと、ビタミンDがコロナ感染症の予防に効果があると、記事で読んだからとか。

調べてみると、ビタミンDが免疫機能を高めてくれるとの記事をネット上に見かけました。
ビタミンDの処方薬は基本的に骨粗鬆症の患者さんに処方されるもの。

ビタミンD脂溶性のビタミンであり、水溶性ビタミン(ビタミンCなど)と違い、尿の中に排出されにくいため、体内に長くとどまり過剰症(食欲不振、下痢、嘔吐、便秘など)を引き起こす。
ビタミンDの合成光に浴びることで促されるため、外に出て、光を浴びるだけでいいのです。

そしてこのビタミンDの処方薬、骨をもろくしてしまうデータがあるのはご存知でしょうか?
薬で骨粗鬆症を予防できるどころか、悪化させています。
このことについてもいつか詳しくお話ししたい。
日の光を浴びることは、薬と違い副作用のない最大の薬であることを忘れないでほしいと思います。


街中を見て回ると、高齢の方ほど、マスク着用率が高いように感じられます。
その理由としては、高齢者ほどテレビを見ている確率が高く、著名人がマスク着用しないことに対する否定的意見を見たことなどではないでしょうか?

人はネガティブな情報に意識を取られやすいという心理が働いています。ましてや日本の報道は部分的で、不安をあおり真実ではないものを流しています。テレビはとても有害なのです。

毎日不安な情報ばかりを見ていたら、心も体もネガティブになってしまいます。テレビほど人の心理につけ込んだ怖いものはありません。

そしてテレビをみた高齢者は、外出してはいけないと思い込み、その結果体力が落ち、歩けなくなり、車椅子になったり、あるいは、施設に入ったり、認知症や物忘れ、耳が遠くなったりします。そういう人を薬局で働いていた時にたくさんみてきました。

逆に快活で元気に日常生活を過ごされている方々の多くはテレビを見ていない方でした。

薬剤師として勤務していた頃、当時100歳でご自宅で元気に過ごされているおばあちゃんにお薬を届けに行っていました。
耳も遠くなく、びっくりするぐらい頭のきれるおばあちゃん。
自宅にはさまざまな本があり、特に「死」に関連した本がたくさん置いてありました。

テレビは「ネガティブな情報ばかりで、気分が悪いから全く見ないんです」と。
唯一みているのは世界遺産を紹介してくれる番組。
本人は海外旅行の経験はなく、国内も2泊の旅行が落ち着かなくて、1泊に変更したぐらいだと。笑 自宅が大好きなおばあちゃん。
ずっとお世話になっている先生にお願いして、自宅で死を迎えることを心に決め、毎日幸せそうに生きていたのが印象的でした。

そんなおばあちゃんにとって、世界遺産という番組が知らない世界を教えてくれる素晴らしいものだったんだと。

週刊文春などの雑誌が置いてあることもありましたが、「読んで気分がいいものじゃないからねー」と、全然読んでいないと。
無意識に自分にとって有益な情報のみを選別しているので年を重ねても元気なんだと感じた一面でした。

これは若い人にもあてはまります。

朝の元気が出る時間帯に有名人の不倫や、殺人事件、事故、災害などのニュースを見てから出勤。気分も沈んでしまいますよね。そのような情報はあなたの人生にどれだけ関与していますか?
あなたが不安に思っていることの8割は生じないと言われています。8割の起こらないことに意識を向けるより、今ここに意識を向けて生きた方が楽しいと思えませんか?
もし、今テレビを見ている人がいたら、すぐにやめましょう。
そして、朝の時間はあなたが有意義に過ごせるものを行うことで、毎日が楽しく幸せに過ごせます!

ちなみに私も以前はテレビを見ていました。憂鬱な内容を見て出勤。体調はもちろんよくなかったです。なぜテレビを見ていたのかと考えた時に、職場の方と話題がないのが怖いからという無意識の心理があったよう。
日本のテレビは同じような内容に同じような意見ばかり。
みんな同じでないといけないような思考があり、マスクもみんながしているから、しないといけないという同調圧力が表面化されたものだと思っています。私も以前はみんなと同じような意見、思考をもっていて、それがいいことなんだと思っていました。
ですが、みんなが同じような思考を持つことって、本当にいいことなのでしょうか?

意見が同じであれば同じような発想しか出てこなくて、新しい意見を排除するよう働きます。
過去の事例に基づいたものでしか想像できないので新しいものを創り出すことができません。
日本が新しく画期的なものを創り出せないのはそのためなんです。

そろそろマスクを外そう!とみんなが思っているにも関わらず、そのような議論にならないのはそのため。

コロナウイルスも初期の頃に比べ、変異し、弱毒化。また人々がワクチンを接種したため、集団免疫を獲得し、重症化しにくくなったにも関わらず、国は変わらず同じ方針をつづけています。
それもマスクによる思考停止によるものであればすぐに外すべきなのです。

マスク同様に外出先で必ずといっていいほど行っているアルコール消毒。実はこの消毒、ウイルス対策どころか、他の疾患を呼び起こす原因となっているのはご存知でしょうか?次回の目に見えない大切なものは「細菌」です。

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