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目に見えない大切なもの。13回目「時間」。

前回は様々な「選択」についてお話ししてきました。さてあなたはその「選択」にどれくらい時間を費やしていますでしょうか?

例えば病気の人だと、自分の治療方針を決めるにあたっては、自分の生死に関わるものなので相当調べたり時間を費やすかと思います。
逆に一刻を争う状況では瞬時に判断を下さないといけない場合もあります。

医療現場以外でも私たちは日々の生活の中で様々な選択を積み重ねで時間配分を行っています。

お昼のご飯のメニューは何にする?
→このお店は混んでるから違うところにしよう!

何を着て行こうか?
→気温が寒いからコート着よう!

もっと寝ていたい
→朝ご飯は食べなくていいや!

この仕事を終わらせないといけない
→これは諦めよう!

などなど。

無意識選択し、決定しています。
それがあなた自身を少しづつ作り上げているということを知らずに。

その決定にかかる時間が短ければ、あなたがやりたいことに費やす時間が増えることを知っている人は少ないのです。

なかなか実行に移せる人が少ないと、前回でもお伝えしてきました。

さてここで…

調べて得た知識

自分で経験したもの

人はどちらの人の話を聞きたいと思うでしょうか。

おそらく後者であるはずですね。

なぜなら、現在はインターネットなど簡単に調べられるようになり、それを経験したものであるかのように錯覚。自分自身で実行し、経験している方はごくわずかなのです。

人が経験、体感したものはその人にしかわからないものであり、感じ方も人それぞれ。

私も今まで経験してきたことをNOTEを使って配信している訳です。

薬剤師の資格を持っている場合、薬局or病院or製薬会社勤務が一般的。
中には独立する人もいますが、薬局が飽和状態の中、独立にはかなり厳しいものがあります。

また調剤薬局は最後の患者さんが来るまで薬局を開けていないといけないというルールが法律で決められています。

最後の患者さんが違う薬局に行ってしまって、待ちぼうけというのも薬剤師として勤務していた頃、多々ありました。

病院は24時間体制なので、夜勤も必須。
入社して数年して一通りの作業ができるようになり、時間外になると1人で全ての対応に追われます。
その勤務の過酷さとストレスで何年かすると辞めていく薬剤師もたくさんいます。

この資格があれば、いつでも働けるし、給与がいいから羨ましいなんて言われますが…決してそんなことはないのです。
資格はあるので、いざとなったら働きやすいかもしれないですが😅

現在、薬剤師は飽和状態。給与もそこまで高くありません。そして何より、時間に縛られるので、自由がないということ。

一般的なサラリーマンと同じなのです。

そしてこの資格をもっているがために、今まで以上のことをしようとか、新しい発想がなくなってしまいます。

従業員をロボットとして扱う会社が多く、時間に拘束され、残業すれば仕事はしたよ感だけはあるという日本の旧体制のまま。

世の中が大きく変化しているにもかかわらず、中身は全く変化しない。

症状が悪化する患者さんの状態になっているのです。
変化を望めば改善する希望があるにもかかわらずです。

その中で時間は残酷にも過ぎ去ります。
変化するには、学び成長していくための時間が必要です。
しかし多くの人は変化を望まずそのままの状態がいいと思っていて動き出せない。
コンフォートゾーン(第9回参照)から抜け出せない状態でいるのです。


変わらない職場、変わらない上司、変わらない人間関係。それで心地よくて問題ないのであれば、そのままでもいいでしょう。

ただ私の場合、時間をかけて徐々に変化し、思考を変えました。
他人を変えることはできないから、まずは自分が変わらなければならないと。
知識意識しました。
そして、私の体調不良の要因となったものが、思考停止状態なんだと理解した時に、職場を辞めることを決意しました。

時間が解決してくれるかもしれないと思っていたものがそうではないと気づいた瞬間です。
時間は有限であり、その職場で人生を終わらせたくないことに気づいたからです。

このようなことで悩まれている方は多くいるのではないのでしょうか。
日本人は同調圧力が強いのと、働いていないと何してるの?と聞かれるのが不安だとおもって公にしません。

この記事を掲載しはじめてから、実は私も…なんて打ち明けてくれる方がいたりとちょっと嬉しかったり😊
この記事を校正して下さっているもう1人の福ちゃんも、人生経験が長いので、いっぱい励ましの言葉を下さいました。

もし、職場で仕事に悩まれたり、それが原因で体調を崩されている方がいたら、違う選択肢も考えてみてください。
環境を変えることで、こんな見方もあったんだとか新しい視点も見えてきます。
そして思いきって今までの職場から離れ、脳が休まることで、今まで狭い世界にいて、偏った意見の空間にいたことに気付かされます。

もちろん家族、生活、お金の問題もあるでしょう。
健康な体がなければ働くことはできません。
その体が壊れてしまったとしたら収入を得ることはできません。
体を壊してまで働く理由はあるでしょうか?

現在体調を崩しているような人がいたら、国の制度があります。
税金はこのような制度にも使われているのです。
しかし、国の制度は全て自己申告制
知っているか、知らないかで大きく変わってきます。
そしてそれを知らない人に丁寧に教えてくれるような制度は少ないのが現状です。
それをお金儲けの仕組みとして利用している人がいるのも現状。
本来このような制度の活用は国民一人一人に与えられた権利にもかかわらずです。
これを知っていれば、あなたの人生を輝きのあるものにすることができます。

あなたの人生は一度きり。死は明日来るかもわからない。
そうだとしたら、あなたの仕事、このまま一生続けたいですか?
自分自身に問いかけてみてください。

私も薬局で長年勤務してきましたが、体調を崩したと同時に、
本来すべき、患者に寄り添った服薬指導などが全くできませんでした。
なぜなら、それは一般的な考えとは異なるため、非難や批判があったため。
今考えれば、思考停止同調圧力だったのでしょう。

そして現在は私と同じような考え方をしているような方を探しています。
1人ではどうにもならないこと、仲間が増えれば可能性が出るのではないかと。
もし私の意見に賛同してくださるような方がいれば、ご連絡お待ちしてます😊

あなたが現在仕事で忙しいために、安くて便利で手軽に食べれる食品を食べているとしたら?
それを食べれば時間は節約できますが、
あなたの寿命も同時に短くなっています。

食事を正しいものすれば、あなたの体も心も元気になり、健康寿命を伸ばし人生が豊かになります。
日々の生活習慣を見直すことからはじめてみませんか?

私は現在、時間に余裕が生まれたので、食べ物や調理法を考えて、食べるようになりました。
時短、手軽といって食品は選ばなくなりました。
成分表記の裏面は必ず見るようにしています。
見た目と安さだけで商品は選ばなくなりました。

そして体力面や精神面が健康に。
この年齢になるとできることが少なくなると思っていたのですが、
おそらく20代のころよりもできることが増えていると実感しています。

病院で勤務されている医療関係者の方々は、過酷な勤務のため、また患者さんのため、時短のため、自分の食事はコンビニや病院内の売店で、手軽に食べれる添加物たっぷりのお弁当やお湯を注ぐだけのカップラーメンなど。そんな光景をたくさん見てきました。
ドラマなどでそのような光景を見た方も多いのではないでしょうか。それが現状なのです。
医療従事者の方々は患者さんの命を救っているかもしれませんが、自分の命はそのような食べ物で削っているのです。

この年齢でできることが増えたと感じる大きなことに一つに、記憶力があります。

何か資格やテストで勉強している方も多いのではないでしょうか?
勉強が1番効率がいい時間を知っていますか?

それはです!

朝の時間に行った運動や勉強は夜の6倍効率がいいと言われています。

6倍という数字をしらなかった私は最初疑っていましたが、いざ実行して朝に暗記してみると、その時は覚えられなくても、次の日には記憶が残っていることに気づき、なるべく朝の時間に暗記を行っています。

先日、私は生まれて初めてのTOIECを受けてきました。笑
実は英語は大大大苦手で、大学は英語が苦手な方たちが集まる大学でした😅
文法も英会話も苦手、海外の人と話すなんて想像もつきませんでした。
最近、スペインやバンコクの方に英語で思い切って話しかけたら、ある程度会話ができた自分にびっくり。
そしてやはり日本人とは違う視点を持っている方々の話を聞くのはどれも新鮮で刺激になりました。
日本の報道には偏りがあるため(マスクとテレビ)、将来的にはより正しい情報を得ることができるよう、海外の情報を英語で問題なく読めるようになるのが現在の目標です。

さてこのTOEICですが、初めて受けてみて…これができたところで会話できるようにならない、日本人が英会話全然できない理由がはっきりとわかったような気がしました。
点数はあまりよくないと思われる身なので、そんなこと言える立場でもないんですけど。😅苦笑 
薬局でも外国人観光客には全く英語を話さず、全て日本語で丁寧に対応する薬剤師をよく見かけました。海外の人は日本語わからないのにと思いながら😅
ある程度はしゃべれるようにはなりたいものですね。

記憶力以外にも朝に運動を行うとすっきりするのもこのため。
朝は素晴らしい時間なんです。
是非この時間を有効活用しましょう。

そして朝早く起きるためには、夜早く寝ることも重要。
睡眠は頭の中で覚えたことを整理してくれる作用(デフォルトネットワーク)があります。このこともいつかお話しできればと思います。

徹夜で臨んだ試験はその時はよくても、全く記憶に定着しなかったのではないでしょうか?
それは睡眠が関与していたんですね。

是非時間を味方につけてあなたも人生を豊かなものにしてみてください。

時間はあなたにとって大切なものに費やすようにしてくださいね。

食事や習慣を少しずつ変えれば、あなたの選択する時間が自然と短くなり、やりたいことをする時間がぐっと増えますよ。

さてあなたの食事は1日3食ですか?

実は現代人は食事を摂りすぎている傾向にあるので、この食事の回数も減らすのが健康にはよいと言われています。

食事の回数を減らせば、その分、好きなことに費やす時間も増えるので一石二鳥だったりするんです。

次回の目に見えない大切なものは「食事の回数」です。 

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