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親に言われた言葉はなかなか忘れられない

私の父は微量な毒親だ。
しかしそれは仕方ないと思っている。
何故なら父は恐らくAdhdかアスペルガー症候群だろうから。
そして父の母、祖母もそうだと推測している。
というかそう思わないと許容できない。

父は基本的に、

じっとしていられない。
何処であろうと声が大きい。
相手の気持ちを図れない。
話を最後まで聞かず、言葉の端々を切り取って勝手に自己解釈する。
人のスケジュールに融通をつけろと相手に求めるくせ、自分は出来ない
想定外の事が起こると混乱し、私を根拠なく責める。
約束を破る
「ありがとう」とお礼が素直に言えない

終始こんな感じ
書き出したらキリがないのでこの辺で。

そんな父とはほんの些細な事から度々口論になるのだが、私に負けてしまいそうになると父はヒステリックに話に関係の無い言葉を吐き捨てる。

未だに許せない言葉がある。

「お前のお母さんはお前を平気で捨てるほどの女だから、お前もそうなんだろうよ!」

「他に男を作って出て行った母親の娘だもんな、そっくりだ」
まず母親が浮気していたかなんて知らない。父の中で母が出て行った理由がそれしか思いつかないから、こじ付けている可能性がある。
というか、私は一度も浮気はしたことは無い。された事はあるが。

「トラウマ持ちだからお前は冷徹なんだな」

「精神異常者だ」

などなど。
話の論点をずらし、建設的な口論が成り立たない。
さすがに二つ目の言葉は父でも言ってはならぬ言葉だと思ったのだろう。一度しか言われていない。
ただ言われて以降、私は浮気だけは生理的に受け入れられなくなった。
友達や知り合いが麻薬をしていた、とか風俗嬢だったとかでも大抵の事は動じない私だが、浮気に関しては無理だ。
実際浮気をしていた友人とは縁が切れてしまった。

驚いたのは
「微かな記憶すら無い母と私を絡ませて言われた事はものすごく傷ついた。」
と言ったら、父は
「そんなこと言った覚えはない」と、全く覚えていなかったことだ。
頭に血が上りすぎて、白痴状態で私に吐き捨てたんだろう。いや、ばつが悪いから嘘ついたのかもしれない。

毒親は簡単に子供のアイデンティティをぶち壊す言葉を吐き捨てる。
何故なら、言われた方は傷つき怯むから。怯めば口論に勝てると知っていて、利用する。
言葉が猛毒などと考えもせずに。

むしろ躾の一環だと考えてるだろうし、子供の為に言ってやってるんだと自分に酔ってる可能性が高い。

毒親の共通点だと思うが、毒親との会話は基本デッドボールである。
キャッチボールなんて出来ない。
こちらが優しい玉を投げても、相手は豪速球を投げてくる。

最近になって父のアレさの理解者を得たのは幸運なんだろう。

でも凄くストレスフル

早くこちらにとって程よい距離感を取りたいと思っている。



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