【Work】 仕事の報酬は仕事
こんにちは。
もっとも起業家らしくない起業家、奥野有梨亜です。
今、いろんなご縁から、いろんなお仕事をさせていただいていて、
ありがたいなって思います。
人材紹介、キャリア支援サービスの提供、
営業代行業、
スタートアップ企業のPR、人事・組織コンサル、
海外契約の交渉ごと、などなど。
もともと未経験のところからではありましたが、
ご縁でお声がけいただき、
(本当に最初はご迷惑をおかけしながら)
少しずつ流れを理解して、ようやくそれぞれで少しずつ結果を出せるようになり
日々お仕事をさせていただき、ありがたい限りです。
最近、ふと気が付いたのは
今のこの状態は、
実は約6年前、自分が「こうありたいな」って思っていた理想の姿に非常に近くなってきているんです。
当時、新卒で入った1社目の会社のみで働いていた時期は、
まさか自分がこんな風にいろんなお仕事に関わらせていただけるようになっているなんて、夢にも思っていませんでした。
歳をとる=選択肢が減っていくのか、選択肢を増やしていくのか
私が1社目の建設業で働いていた時、仕事の内容や、働く会社の仲間にはなんの文句もありませんでした。
我ながら、会社の同期や同世代に比べて、仕事をしている自負はありましたし、
1年目から海外プロジェクトに関わらせていただいたりと、非常に貴重な機会をたくさん与えていただいておりました。
けれど、このままじゃいけないなって思ったのは
「このままだと、この会社だけで生き残れる自分になる」ということでした。
大手の会社の名前があるからこそ仕事がある自分。
特定の業界(建設業)の知識や常識だけが深くなっていく自分。
同時に、技術畑に特化している他の同期と比較して、
技術面での知識で、この人たちと同じ土壌で戦っても勝てない、というのは明白でした。
別の業界に行きたいって思ってたわけではないのですが、
なぜだろう、どんどんどんどん、世界が狭くなっていく感覚が、怖くなっていっていたのです。
日本の転職市場を見渡しても、
あえて30代の業界未経験の人材をわざわざ取ろうとする企業はなかなかありません。
転職の面談で聞かれるのは、「前職では何をされてきましたか?」と過去のことしか聞かれません。
人がキャリアを考えるとき、過去に経験のあるものだけでしか、自分のことを語れなくなってしまうのです。
それに気付いた時に、初めて自分の将来を考えて、
どんな仕事が来ても、どんな部署に行っても、どんな仲間とだったとしても、
プロジェクトを回して、結果を出せる人、
あるいは「自分が将来こうありたいから」という自分のビジョンのもと、そのために必要な未経験な分野にもチャレンジし続けれられるような生き方をしている人がかっこいいな〜という
自分の中の憧れに気が付いた瞬間でした。
『仕事の報酬は仕事』
仕事がたくさんあるってことは、とても幸せなことだと思います。
そもそも私が、仕事が大好きな人間であるってこともあるとは思うのですが、
でも、1つのお仕事をした後に「じゃあ次これもお願い」って言っていただけることって、信頼の現れだと思います。
じゃあその信頼ってどこからくるのでしょうか。
どういう人には、もう一度仕事を頼みたくなりますか?
きっとその人の「仕事の質」だと思います。
20代は、多少「一生懸命さ」だったり「愛嬌」が評価されることがあります。もちろん、30代以降もこれはすごく大事。
でも同時に、ビジネスの世界である以上、仕事は「結果成果がすべて」
30代以降は、より結果に貢献できるかが勝負。
「愛嬌」「一生懸命」「努力」ってのは、あくまでその結果に結びつけるための「過程」にすぎません。
ただ同時に、逆のことを言いますが、
結果成果を出している人は、「愛嬌」「一生懸命」「努力」を兼ね備えています。
それらを、全部確実に「結果成果」につなげているのが、その人の実力であり、「仕事の質」です。
仕事をもう一度頼みたくなる時のポイントは
「もう一度、この人に仕事を頼みたい」と思わせるほどのアウトプット(成果)と
「もう一度、この人と仕事をしたい」と思わせるほど人間性、
それらの合計点だと思います。その合計点こそが、その人の「仕事の質」。
人によって、そのバランスは異なると思いますし、
かくゆう私はまだまだ、その両方を絶賛高めていこうとしてる過程の、まだまだ未熟者なのですが、
少しずつ、少しずつ、仕事を増やしてこれたのは、
自分がこれまで一生懸命やってきたことが形になってきたのかな、と、最近ようやく認められるようになり、嬉しい限りです。
「仕事の報酬は仕事」
まだまだ実力を蓄えている途中の私にとって、舞い込んでくる仕事の中で受け取ってるのは、
「作業の依頼」ではなく、たくさんの方の信頼と愛情と想い。
しっかり受け取って、自分の糧にしていきます。
いつもありがとうございます。
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