モーパッサンの「椅子直しの女」と東野圭吾の「手紙」
モーパッサンが好きなんですが、その中でも、「椅子直しの女」が特に好きです。
報われない独りよがりな優しさと思いやり。
東野圭吾の「手紙」を初めて読んだとき、同じ空気感を感じました。
一生懸命に自分の想いを伝えようとするけれど、相手には全く違って届いている。
ドラマや映画なら、うまいこと相手に自分の想いが伝わってhappy endなんだろうけど、そんな悲しい行き違い、すれ違いが現実世界には存在する。
そのもどかしさ、悲しいまでの尽くす気持ちが私にはたまらないのです。
というわけで、激オシです。
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