親殺し 子殺し そして親の謝罪

日本ではこの手のニュースが多いですね。
海外でこのようなニュースを聞くことはあまり多くないです。
情報統制されているのかもしれませんが、そうでもない気がします。

親を大切に、子どもを大切にする文化。
親離れ、子離れがきちんとできる文化。
しっかり個人が自立している文化。

日本はどうかな?

子どもへの過度な期待、所有物としての子どもへの虐待、ネグレクト、共依存、教育虐待…
親の問題のほうが大きいのかもしれませんが、その親もまた被害者だったのかもしれません。

先日、子どもが犯罪者になるかもしれないと憂い、自らの手で子どもを始末するというショッキングなニュースがありました。

また、殺人事件の容疑者の親が謝罪するというニュースもありました。

さらに、どこかのテレビ局の息子さんが警官を刺して親が自ら通報して、謝罪文を出していました。

賛否あるようですが、世の中を震撼させた事件を起こした家族として、ひとつの社会的責任を果たそうとしていると理解します。

昔はムラ社会で、家族から犯罪者が出れば、九族とは言わずとも、その社会では生きていけなくなったのだと思います。

時代は変わりました。
ワンオペ子育ては、女性の社会進出と共存し得ないし、親に対する価値観もずいぶん変わりました。
子はいつまでも子、という発想はやめて、1人の個人として社会が向き合えばいいのでは?と思います。
子育てに失敗したなんて言われたら、子どもだって悲しいはずです。
もっと親も子も尊重される社会になればいと思います。
社会が子どもを育てていた時代もあったはずです。
サピエンスにもそんなことが書いてありましたね。

親子でも人格があります。
合わないときには、双方に逃げ場があってもいいと思います。
そうでなければ、家族を持つことはリスクにしかなりえない気がします。

歳を取っても、親子は親子。
親子の関係に正解はないと思います。
お互いの存在に感謝できるように、いろいろな選択肢があっていいかなと思います。

あくまで個人の見解です。

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蘭
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