「時間」の理解
時間というものは不思議なもので
使い方はもちろん、
流れる速度が人それぞれその時々で変わります。
何か質問を投げかけて、
「すぐ回答します。」と相手が答えたとします。
その「すぐ」も、人によっては1日、1週間、1ヶ月と、いろいろあるわけです。
以前のわたしは、
自分の時間軸で物事を考えていたので、
「すぐ」と言われてその日に回答がないと
「遅い」とか「まだ?」という気持ちがありました。
しかし、たくさんの生徒と関わっているうちに、それが自分本位な考えであったことに、気づき反省しました。
人を「理解する」ということは、
自分の当たり前を押し付けてはいけないということではないかと思います。
気持ちに寄り添うことは、「気持ち」だけでなく、その人に流れる「時間」にも寄り添う必要があるのです。
自分のレーンに相手を乗せるのではなく、
相手のレーンのスピードを理解し、同じスピードで並走してみると
そのスピードでしか見えない景色が見えてくる気がします。
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