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無職子連れでモラハラ夫から逃げた話。

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結婚生活18年。ずっと苦しかった日常で「これがモラハラなのか?」と徐々に気づいていった私。家庭内の不和を敏感に感じ取る子供。ずっと主婦と家業の手伝いしかしてなくて、もう若くなんか…
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#モラハラ

2・【モラ逃げ】自分の夫がモラハラ夫だなんて言えない。

2・【モラ逃げ】自分の夫がモラハラ夫だなんて言えない。

前回の記事はこちら。 ↓

 夫のしていることがモラハラ、DV、子供への虐待だと気づいたのはいつからだったかな。

 多分ずっと気づいていました。
でも、他の良い部分を探して「ここは良くないけど、ここは良い夫だし、良い父親だし」と自分で自分に言い訳をして、向き合って来なかったんだと思います。

 なんなら、モラハラの片りんは結婚前からありました。

話が異様に長くて、自分の主張が通らないと何時間で

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32・DVがあったとき。警察へ通報するタイミング。

32・DVがあったとき。警察へ通報するタイミング。

 DV相談センターでは、警察への相談も勧められました。しかし,、いざ警察へ相談となるとどういう相談になるのか。
警察というだけで、心理的なハードルも高いと思います。

私が実際に得た回答は
「怖いと思ったら通報してよい」
でした。

 その日、また夫はものすごく機嫌が悪かった。
そして家の中で不機嫌や苛立ちを露わにし、話しかけるのも憚られるような状態だった。そしてその苛々は私へと向けられました。

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35.DV相談センターからの卒業

35.DV相談センターからの卒業

DV相談センターでは、私から相談があった記録をとってくれていました。

何回か目の相談の際、私はもう出ていくことを決めていました。
そこで相談員さんから「見てもらいたいものがある。一度短時間でいいから、またセンターに来てほしい」と言われました。

後日センターに行って相談室に案内してもらうと、相談員さんから
「これまでの相談内容の記録です。読んでいただけますか?」
と何枚もの書類を渡されました。

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37・モラハラ夫から完全に心が離れた瞬間

37・モラハラ夫から完全に心が離れた瞬間

 夫のモラハラと度重なる暴力で、もうこの家を出ようと決めていた私。

ある日、夫はまたいつものように、夜中、布団で寝ていた私を起こしに来ました。蹴っ飛ばして。

 夫は布団で寝ている私を起こす時、蹴ります。
ある日は腰、ある日は肩、そして脳天から頭を蹴られる日もありました。
初めて頭を蹴られた日は胸がスーッと寒くなりました。
自分が何をされたのか、はっきり飲み込めませんでした。

え、今わたし、頭

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