白茶と緑茶の飲み比べ(Tea tasting#004)
白茶と緑茶をいただきます。
・古樹銀針(中国・雲南省)<白茶>
・深蒸し煎茶(日本・鹿児島県)<緑茶>
発酵度合いの低めのお茶たち。
旨味、甘みをしっかり感じます。
(左から順に古樹銀針、深蒸し煎茶、古樹銀針・茶殻、深蒸し煎茶・茶殻)
最近発酵茶を飲むことが多かったから、
緑茶はやっぱり素とか生とか、そんな旨味な感じがする。
1.古樹銀針(中国・雲南省)<白茶>
ほぼ白い産毛を纏った芯芽と茎。見ているだけでもふわりとフルーティーな甘い香りが昇ってくる。
雲南の古樹の白茶は珍しいらしい。
淹れてみると巨峰のような、蜂蜜のような、バニラのような甘さ纏わる香りが複雑に重なる。
渋みは全く感じられない。甘いコクのある厚みで柔らかさが心地いい。
透明感のあるクリーム色のとろりと見える水色は、見ていても甘さが引き立ちます。
2.深蒸し煎茶(日本・鹿児島県)<緑茶>
さらさらと艶っぽい細かな茶葉。細かい粉も混じっている。
深蒸しらしい。
淹れると若い緑の香りが立ち上り、
水色もすーっと透明感のある薄い緑色に染まる。
海苔のような、潮のようなと言われる、日本人にはなじみ深いアロマと味わい。
淹れたあとも、茶葉の美しさにうっとり。
気持ちも和やかになる2種類のお茶。
白茶は、じっくり味わいたいので、
淹れ方にもこだわって、時間をかけて楽しみたいお茶。
深蒸し煎茶は、日本人にはフレンドリーなので、
気軽にいつでも楽しみたいお茶。
今後も、様々なお茶を楽しみたいと思います。
Have a happy tea time!!
|記事:2021年2月14日