【セルゲイ・ラフマニノフ】ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 Op.18 (1日1曲紹介)
<作曲家>
セルゲイ・ラフマニノフ
<作品>
ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 Op.18
<youtube>
<コメント>
セルゲイ・ラフマニノフ(1873-1943)は、ロシア出身の作曲家、ピアニスト、指揮者。
作品に特徴的に見られる重厚な和音は、幼い頃からノヴゴロドやモスクワで耳にした聖堂の鐘の響きを模したものといわれる。
半音階的な動きを交えた息の長い叙情的な旋律には、正教会聖歌やロシアの民謡などの影響が指摘される。
グレゴリオ聖歌の『怒りの日』を好んで用いたことでも知られ、主要な作品の多くにこの旋律を聴くことができる。
また、ラフマニノフは作曲とピアノ演奏の両面で大きな成功を収めた音楽家としてフランツ・リストと並び称される存在である。
彼は身長2メートルに達する体躯と巨大な手の持ち主で、「12度の音程を左手で押さえることができた」「指の関節も異常なほど柔軟であった」と言われている。
人物像としては生真面目で寡黙な性格だったとされている。
彼の人格形成には、幼い頃の一家の破産や両親の離婚、姉との死別などが影響したと指摘される。
敬愛したチャイコフスキーの急逝も彼の性格に影を落とした。(wiki参考)
「ピアノ協奏曲」は、第1番 嬰ヘ短調 Op.1、第2番 ハ短調 Op.18、第3番 ニ短調 Op.30、第4番 ト短調 Op.40があり、
「第2番 ハ短調 Op.18」がラフマニノフを代表する作品として特に有名。
また、「第3番 ニ短調 Op.30」第2番に知名度では劣るものの、高度な演奏技術を要求されるピアノ協奏曲。
技術的・音楽的要求に於いてピアノ協奏曲の中で最難関の一つとも言われている。
>> 1曲で収まらなくなっている気がする...笑
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