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スターバックスから ~be about to ~を彩る

この記事を読んでいただければ、
~be about to~の意味をスターバックスで実際に使われている表現を用いて楽しみながら理解していただけると思います!
学生の方なら受験に、社会人の方ならToeicや資格系の手助けとなれば幸いです!

皆さん、こんにちは!
優凛です!

今回のテーマは”be about to”です!

私は、スターバックスに
大学院受験期は勉強のため
ほぼ毎日通っておりました!!
合格したあとの
今でも週3で行くほどに大好きです!

そんなスターバックスで見つけた"be about to"が用いられている例文を紹介させてください!!

1: スターバックスのラベルより

とある日に、何気なくソイラテを飲んでいた
私ですが、
ふとカップのラベルに注意を向けたところ
英語で以下のような記述がありました。

The beverage you’re about to enjoy may be extremely hot.
(飲み物は非常に熱いことがあります。)

当時 ”be about to” を曖昧に理解していた私ですが、
この例文を見たことによって
スッと頭の中で意味のイメージが出来たのを今でも覚えています。

2: ”be about to”とは

一般的な意味として
「まさに〜しようとしてる」 

英語では
‘it expresses the immediate future.’
(近い未来を表す)

初めて高校で”be about to”を学んだ時
以下のような事を私は考えました。

ふむふむ、”be about to”とは
これからしようとする未来の予定を表すのか!
あれっ??
なら
同じ未来の予定を表す似たような表現
“be going to”があるけど、
どのようながあるのかな?

「まさに〜しようとしてる」という意味だから
まさに’の部分に差があるのかな?

英語の説明でも
‘it expresses the immediate future.’
近い未来を表す)
と書いてあるし、
「近さ」がポイントなのかな?

当時、そのようなことを思いましたが
実際に
「何が違うんだろう?」
「近い未来」ってどゆことなんだろう?
「やっぱ’be going to’との差がわからないな〜」
という疑問は解消されていませんでした。

というわけで、
今回解決していく「なぜ」は2つです!

・「近い未来」とは?
・”be going to” とのは?

3:近い未来とは??

「近い未来」の「近い」とは、
スターバックスのラベルをもう一度見てもらえば
イメージしやすいと思います!

The beverage you’re about to enjoy may be extremely hot.
(飲み物は非常に熱いことがあります。)

表記されている訳は、わかりやすさを重視しているので
端的に書かれていますが、
意味を重視して訳すと、
私なら以下のように考えます!

The beverage ~ you’re about to enjoy ~may be extremely hot.
(お客様が~まさに今から飲む~飲み物は熱いですよ!!)

想像していただきたいのですが、
ドリンクを店員さんから貰ったら、よほどじゃない限り
すぐに飲みますよね!!

その「すぐに飲む」ことを
スターバックスのラベルを制作した人たちは想定して、
「近い未来」を表す"be about to"の表現を用いたのではないでしょうか?

*「未来の予定」を表す"be going to"を用いてもおかしくないはないと思いますが、
あえて「近い未来」の"be about to"を使うことで、
スターバックスは、
「すぐに飲んで欲しい!!でも熱いから気をつけてね!!!」
と伝えてくれているのではないでしょうか?!
そうなら素敵ですよね!

4:"be going to"との差は?

1番の違いは、やはり「近さ」でしょう!

~be about to~ 「今すぐ」のイメージ
~be going to~ 「いつやるかはっきりしていない」イメージ

例文で見てみましょう!!

I am about to wash dishes.
(~今すぐ~お皿を洗います)
I am going to wash dishes.
(~いつかわからないけど~お皿を洗います)

どうでしょうか?
イメージ取りはできたでしょうか?!!

さらに文法的な考え方をするなら、

”be about to” =>未来を表す副詞を~つけられない~
”be going to” =>未来を表す副詞を~つけられる~

これまた例文を見てみましょう!!

**I am about to wash dishes tomorrow.
(??~今すぐ~明日お皿を洗います)
I am going to wash dishes tomorrow.
明日お皿を洗います)

つまり、
「すぐ」のイメージである"be about to"は
時を考えるならそのまま「すぐの未来」なので
未来を示す語句を使う必要がないんですね!
逆に
「時がよくわかっていない」イメージの"be going to"は
単体だと時が定まっていないので、
時を定めてくれる
(未来を示す)語句と相性が良いのです!!

よってまとめます!

”be about to”

•「今すぐ」のイメージ
• 未来を表す副詞を~つけられない~


”be going to”

•「いつやるかはっきりしていない」イメージ
• 未来を表す副詞を~つけられる~

5:院生の小言

いかがだったでしょうか?
日頃お世話になっているスターバックスを用いて
英語を紹介できるのはとても嬉しいです!!

今回記事のメインである以下の例文の解釈は
私が「意味の観点」から予測した内容です。

The beverage ~ you’re about to enjoy ~may be extremely hot.
(お客様が~まさに今から飲む~飲み物は熱いですよ!!)
=>
「すぐに飲んで欲しい!!でも熱いから気をつけてね!!!」

実際にそのような意図でこのような表現がされたかは
定かではありません、、、(すみません)
しかしこのように考察し、本当に考察通りであったら
素敵ではないでしょうか!!!!!



参考文献
A. J. Thomson, and, A. V. Martinet. (1986). A Practical English Grammar, Fourth edition, Oxford University Press.

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