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カタリバオンライン「うたとわたし」、はじめます。第1回は9日15時〜@zoom
政府が出した一斉休校措置を受けて、わたしが受け取る情報は一気に変わっていきました。この状況に対して、社会が動き出したんだ、と思うようなニュースが入ってきました。
わたしが希望を感じた取り組み
◎「未来のお客さんに、なろう」
外出を控える、人と会うのを控える・・・予定していた約束がなくなり、家にいる時間が多くなった方もいるのではないでしょうか。
その動きで大きな影響を受けているひとつが、「飲食店」。
中・高価格帯の登録が多い予約サービス「テーブルチェック」では、通常9%程度のキャンセル率が2月末には20%を超えた。(日経新聞)
そんな中、「食べるのが好き!で集まろう」という言葉を掲げるKitch Hikeでは、こんなサービスがはじまりました。この先の予約チケットを今買うことで#勝手に応援 しよう、という企画。
大事なお店だからこそ、今会いにいこう。今応援しよう。
そんなメッセージが込められたnote、読んでみてください。
◎「一生に一度の卒業式を、家でやろう」
3月は卒業式シーズン。一斉休校を受けて、卒園式、卒業式がなくなっただけでなく、最近は入学式の中止や延期も報道されるようになっています。
ヘラルボニーがこのニュースを受けてはじめた、Good Morningの「マイホーム卒業証書」プロジェクト。
私たちヘラルボニーからは、表面には知的障害のあるアーティストが描いたアート、裏面には、空欄の卒業証書がプリントされた「マイホーム卒業証書」をお届けします。
マイホーム卒業証書によって、卒業式がなくなってしまった、ではなくて、自分たちの形でできる、と思える気がしました。以前、シブヤ大学の授業でヘラルボニーの松田 崇弥さんを先生に迎える授業をつくった際、”ヘラルボニーをするきっかけになった場所”と教えてもらったるんびにい美術館。ここでは、知的障害のあるアーティストの方の作業場兼、美術館とカフェ。
ぜひ、花巻に行く際には行ってほしい場所です。
◎「正しい情報を、知ろう」
何が起こっているのか、どうしたらいいのか。自分自身が日々刻々と変わるニュースをどう受け止めたらいいのか。そんな時、facebookで知り合いがシェアしていたのが、東京都公式の対策サイト。わかりやすさ、情報が更新され続けているサイトをみて、安心しました。サイトを制作に関わっているのが、「code for japan」。
Code for Japan は、私たちひとりひとりが主体的に地域課題を捉え、手を動かしながら解決していくことができる様々な仕掛けを生み出し、オープンに公開しています。日本全国に地域版 Code forがあり、また世界各地にも各国版のCode for があります。そんな仲間たちと連携しながら、ワクワクする未来を創るための環境を育んできました。
市民・企業・自治体(行政)の三者が、それぞれの立場を超えて、様々な人たちと「ともに考え、ともにつくる」社会を実現するために多種多様なサービスやイベントを展開しています。
先日、東京都のサイトのソースコードを全国自治体へ無償提供することもニュースになっていました。これこそ、code for の理念あっての広がりだな、と思います。
◎「オンラインだけど、集まろう」
NPOカタリバ では、一斉休校を受けて「カタリバ オンライン」をはじめました。休校のニュースを受けて、たった4日で立ち上がったこの企画。
Zoomを使って、3月4日から毎日開催されています。
朝9時30分〜10時はサークルタイムで今日の予定を考えます。
日中は、「アトリエルーム」「スタジオルーム」など授業ごとにZoomでつなぐ仕組みで授業を受けたり、「リビングルーム」でキャストとお話したり。夕方16時〜16時30分は再びサークルタイムで今日あったことをシェアします。各授業は師匠役が担当し、カタリバキャストがサポートスタッフとして参加しています。
オンライン授業「うたとわたし」。
代表の今村久美さんから、「うたの授業をやってほしい!」と連絡を受けて、カタリバ事務所で作戦会議をすることに。「このあとサークルルームに入ってみんなと一緒に話そう」と誘ってもらい、5人ずつくらいのグループに別れて、みんなが今日どんな風に過ごしたかをシェアしました。
お母さんと一緒に料理をしたり、絵しりとりをしたり。離れているから、過ごし方はそれぞれだけれど、でも確実にそこには「教室」のやりとりがありました。
最後に、「来週からうたを担当するゆりすけさんだよ〜」と詳細してもらい、即興でみんなで米津玄師の「パプリカ」を歌ってみました。
写真はその時の様子。みんな、大きな声で歌ってくれました。中には踊りをつけてくれる子も。
ということで、今日から「うたとわたし」はじまります。
「うたとわたし」は、いつも口ずさんでいるうたを題材にした授業です。
歌詞の意味を考えてみて話し合ってみたり、その言葉とメロディーから浮かぶイメージを絵に書いてみたりしたら、みんなのうたはどう変わるだろう?うたうことが上手になるための授業ではなく、みんなでうたを味わう授業です。最後は、みんなでたのしくうたっちゃおう!
こんなことできるよ!という方、大募集しています。
ぴんときた方、ご連絡してもらえたら嬉しいです。
まず第1回は、米津玄師さんの「パプリカ」の歌詞、とわたし編です。