【HSPと鬱との関係仮説!?】
【HSPと鬱との関係仮説】
5人に一人は、メンタル疾患に生涯のうちに一度はかかると言われています。
5人に一人・・・、どこかで聞いた数字ではありませんか?
そうです。
HSPの存在比率は、おおよそ5人に一人ぐらいではないかと言われていますね。
これは、偶然でしょうか?
HSPの人は、鬱になりやすい脳タイプ・遺伝子タイプであると考えれるようです。
HSPの方々は、(わたしもですが)
不安や恐怖などの情動に敏感で、生来的にストレスに弱く、認知能力の低下やいつもの実力が発揮できなくなるなどの好ましくない状態に陥りやすいです。また、神経症的傾向が高く、それから、ネガティブなことに気が付きやすく、傷つきやすいのが特徴です。
また、生来の脳タイプから、一度不安のようなネガティブな感情で扁桃体が活性化すると、鎮静化するのに時間がかかります。
結果、ネガティブループにはまりやすく、鬱になりやすいということに繋がると考えらます。
さらに、HSPの人は罪悪感を抱きやすいため、無意識レベルで自責の念に囚われたり、自己批判をこれもネガティブループとして長い間続けることもあります。自責や自己批判こそ、鬱の原因です。自己否定であり、自分自身の生きる力を自ら消していっている状態ですから。HSPの方がたは鬱になりやすいということではないかということです。
そして、さらに残念なことに痴呆症という脳の病気の抵抗性もHSPの脳タイプには不利なようです。痴呆症の原因として考えられている、デフォルトモードネットワークのような脳の働きを頻繁に行うのが、わたしたち、HSPです。デフォルトモードネットワーク状態の脳は、意外ですが、沢山のエネルギーを必要とします。
扁桃体などの情動分野の脳が敏感なために、脳はフル回転状態となり、脳疲労を起こしやすいのです。
つまり、
HSPであるわたしたちは、生まれた時点で、
鬱になりやすく、また痴呆症にもなりやすい脳タイプであるようです・・。
実際に、鬱病から、そのまま痴呆症へと移ってしまう方々が多いと聞きます💣
予防、できないのでしょうか。
そこは、
”安心”、
できるそうです。(朗報!)
唯一にして絶対的な効果を示すのが、
「運動」
であるそうです。
運動の時間が永ければ長いほど、脳は元気に保たれ、痴呆症どころか、GDBFという物質の分泌により、脳はぐんぐん成長するということです。
それから、HSPの人たちが、不安やストレス状態にあるときの脳の状態は、脳機能に良くないそうです。非HSP以上に、脳の全体が活性化し、それが脳疲労をもたらすそうです。
ところで、
「脳を全体的に使うって良いことではないのですか?」
と思われたかもしれません。勿論、いい面もあります。
例えば、創造性を発揮しているさいにも脳は全体が活性化されると言われています。ただし、このときの脳内に分泌されているホルモンは、ドーパミンやβエンドルフィンといった快楽に関わるものです。この状態であれば、脳はますます元気になり成長し喜びを増すように機能してくれます。
一方で、不安やストレス状態ですと、コルチゾールなどが分泌され続け、海馬などの脳にダメージを与えてしまいます。また身体にも免疫系をはじめ、さまざまな負の影響をもらたすことが知られています。
不安やストレス状態から、非HSPの方々のようにすぐに脱することができない脳タイプであるHSPは、負の感情がなかなか消えず、脳と身体に疲労を蓄積させてしまいがちというわけです。
HSPの脳タイプは、快や不快(不安・恐怖・孤独・悲しみなど負の感情)の影響をもろに受けてしまうのです。
鬱?まさか!痴呆症?まだまだ先のこと、
と思うかもしれませんが、
対策に早いにしたことはないのではないでしょうか。
対策としましては、さきほどの運動に加えて、
マインドフルネスな時間を増やす
というのが、多くの専門家の方々の推奨とするところのようです。
マインドフルネスは、瞑想は勿論のこと、
趣味でも勉強でも、今に集中するということであればなにでもかまいません。脳の健康のためには、音楽や絵画、ダンスは最適であるそうです。
目の前のこと以外に、考える余力が残らないようにするというのが、大切です。
マインドフルネスは、脳をDMNにしません。
主に、前頭葉を活性化させます。
それにより、脳の大部分が休息し脳疲労を防ぎ、結果疲労物質が溜まるのを防いでくれるというわけです。
ここでも残念なことですが、
わたしたちHSPはマインドフルネス⇔DMNの切り替えもうまくはないのではないでしょうか。
なぜなら、扁桃体から前頭葉(感情をコントロールし、理性を取り戻す)に向う脳神経回路が非HSPの方々よりも細いからです。
何か、悩み事から気持ちが抜け出せないときには、テトリスや簡単な計算をしたらいい、と聞いたことがあります。
しかしHSPの方々はその程度では、前頭葉のコントロールが戻らず、反芻思考的にもやもやとした気持ちから抜け出せないことが多いのではないでしょうか?
(個人的には、普段しないようなちょっと頭を使う問題を解く、ということをすると脳がとってもすっきりします。普段しない、というのは、理系の方なら文系科目、文章をよく見る方なら、図形などの理系科目の問題です。よかったらためしてみてくださいね。落ち込みすぎるとそれどころではありませんが、軽い反芻思考には良く効くかと思われます。)
鬱を防ぎ、健康長寿のために、
是非、早いうちから対策をうたれてくださいね。
繊細がゆえに生き辛く、鬱などにもなりやすい、となんだかいいことなしのように書きましたが、マイナス面さえうまく扱うことができれば、
わたしは、HSPの方々こそが、世界を大きくよりよく変えていくのではないかと信じています。
なぜならば、HSPの方々はすぐれた感受性や良心・高い共感能力が備わっているからです。
世界をよりよく変えていく、なんて大きなことを言いましたが、
より多くのHSPの方々が、自分を活かす道を知り、あらゆる分野でご活躍をし、毎日をより充実して生き生きと生きていけば自然とそのようになっていくのではないかと思っています。
鬱を吹っ飛ばして、末永く楽しい時間が過ごせるように、没頭できる趣味やら、好みの運動を是非見つけたいものですね。
そうそう、HSPの人たちは、非HSPの人たちに比べてう生来的にクリエィティブな才能が高いそうです。その才を伸ばしていくためには、リラックスして安心の状態、快の状態でいることが必須のようです。
目を通して頂き、ありがとうございました。
これからのお時間も楽しまれますように☆彡
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