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風邪で筋肉痛ですか!?

市販の総合かぜ薬の「効能・効果」には、だいたいこのように書いてある。
「かぜの諸症状(のどの痛み、発熱、鼻水、鼻づまり、せき、たん、悪寒、頭痛、くしゃみ、関節の痛み、筋肉の痛み)の緩和」

え?筋肉の痛み?

風邪で?

と、思っていた。
10代、20代の頃は。

30代に突入した、ある冬のこと。
寒い。
熱がある。(微熱)
ガクガクブルブル…。
そして、、
「身体中が痛い!!」
コレ、絶対インフル!!の、予兆!!
と思って職場を早退して、病院に行ったら普通の風邪だった。
「こんな程度、大丈夫、大丈夫!!」
とか先生に言われて、検査すらされなかった。
喉の奥を覗かれて
「あなたイビキかくでしょう!!」
とか言われた。
いや、カラダ痛くてそれどころじゃないんですが…とハラがたった。
カラダが痛すぎて、発熱していたけれど、沸点は下がっていた。

コレが、私が風邪ではじめて経験した「筋肉の痛み」である。
それ以降、発熱を伴う風邪のときは、筋肉痛も併発するようになった。
もともと風邪はひいても発熱しづらいタイプではあるけれど。
38℃以上の熱を出したのなんか、11歳のときが最後である。

めっちゃ運動した翌日になる筋肉痛とはまた痛みがちがう。
「ラップをビッチビチに四肢に巻き付けられたら、こんな痛みだろうなぁ」と思う痛みである。
ラップをビッチビチに巻き付けられたことなんてないけれど。
……自分、(物理的に)身の引き締まる思いっす。

そんなこんなで日々を過ごしてきて、先週、発熱を伴う風邪をひいた。
仕事をしていたら、「あ、なんかこの感覚…」とだんだん例の筋肉痛が始まり、「ヤだな〜、ヤだな〜」(稲川淳二風)と発熱の予兆を感じ、早退した。

風邪は意外と長引き、しまいには喉頭蓋炎(※)と診断された。
※喉頭蓋…咽頭の蓋。嚥下時に気管に蓋をするように動く。
3日間、喉も痛いし、頭も痛いし、四肢もやっぱり痛かった。
くわえて、気管の蓋が腫れているということで、苦しかった。
3日間も仕事を休んでしまった。

風邪で筋肉の痛み?

……あるのよ。
あるんですよ。
しっかり風邪の症状のひとつなんですよ。

そして、治ったいま。

健康って本当に大事。
健康、最高!!

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