138『沈黙/サイレンス』スコセッシ・見事!日本人を描ききる。映画鑑賞する前に・ちょっと立ち読み
劇場公開日 2017年1月21日
今回の作品
こんにちは~映画大好きのゆらりです
当ブログにお越しいただきありがとうございます。
初めてお越し頂いた方も以前からごひいきにして頂いている方も
貴方との繋がりをもてた
「映画という素晴らしいものに」感謝します。
私の栄養補給は‟映画”といっても過言ではありません(笑)
「感動した作品を沢山の人に共感してもらいたい」
そんな思いでブログを綴っています
氣になった作品をみて元氣になってもらえたら
それだけでHappy~
先日観た『将軍』を鑑賞後、ふとこの作品を思い出した。
今でも強烈に印象に残っている、感動という部類のモノではなく、『凄いね!』まるで日本人が作った作品のようだね~「違和感のない感動に」感激したのを覚えている。しかもマーティン・スコセッシという「外国人が作った日本の時代劇」
それでは
作品紹介
いってみよ~う
「ヒューマンドラマ」
物語 ★★★★☆
キャスト ★★★★★
映像美 ★★★☆☆
監督 マーティン・スコセッシ
「ヒューゴの不思議な発明」「シャッターアイランド」
キャスト
宣教師のフェレイラ
(リーアム・ニーソン)
弟子ロドリゴ
(アンドリュー・ガーフィールド)
『ハクソーリッジ』
キチジロー(窪塚洋介)
通訳(浅野忠信)「寄生獣」
モキチ (塚本晋也)
井上筑後守 (イッセー尾形)
あらすじ
感想
誰もが知っているであろう江戸幕府がやってきたキリシタン弾圧。その行いについて今でこそ、当たり前のように、宗教の自由を考えれば「悪」と思われることに違和感を感じないのだが・・
ただこの作品は、歴史物語でもなく、宗教の話でも、キリスト教の話でもない 人間の真理とは? その一点に焦点を当てているとさえ思えるのです。
強い者 弱い者 誰が善 誰が悪 なぜ? そうまでして一体、正解は何なのか?正しい行いとは何なのか?どうあるべきなのか?あるべき姿を定義してしまうと、本来の自分を見失ってしまうそんな危険性を感じずにはいられない。
キーマンであるキチジロー、ずるく生き延びる彼は「自分は弱い人間」というのだが、果たして何をもって弱いと評価するのか?本当に弱い人間なんているのであろうか?観客に問いかけているかのようである。
「信じる者は救われる」この言葉は有名であるが、何を「信じる」のか・・・そんなことを考え始めると最終的には自分自身を信じきれるか否かそこなのではないかと・・・
そして作品の素晴らしい点はアジア系外国人を使い作品を仕上げるというありがちなパターンではなく、日本人キャストで日本の色を最大限に見せ、全ての日本人キャストが主人公レベルの重要な位置を占める作品であったように感じられる。誰がかけてもまとまらない配役は完璧と言っても過言ではない出来になっています。
最後
窪塚洋介がインタビューでこんな事を言っていました。
見終わって「何かを考えさせられる」
そんな内容でした。
貴方ならどうとらえますか?
映画を気軽に楽しもうと思う方には
ちょっと向かない内容かもしれません(笑)
映画の為に生きている(笑)
映画という名のビタミン剤
映画ドラマって本当にいいですね~💓
最後までよんでいただきありがとうございます
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