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49『在りし日の歌 』これは反則だ~! 予想を反する・静かなる幸福に涙腺破壊映画鑑賞する前に・ちょっと立ち読み
劇場公開日:2020年4月3日
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今回の作品
1980年代から2000年代にかけて中国激動の時代を駆け抜けた1組の夫婦を映し出す。夫婦を『見えない目撃者』などのワン・ジンチュン、『黒衣の刺客』などのヨン・メイが演じ、第69回ベルリン国際映画祭のコンペティション部門で最優秀男優賞と最優秀女優賞を獲得した。
こんにちは~
「あ~よかった!!」ほとんどの映画に涙する感動屋^^
映画大好きのゆらりです
当ブログにお越しいただきありがとうございます。
初めてお越し頂いた方も以前からごひいきにして頂いている方も
貴方との繋がりをもてた「映画という素晴らしいものに」感謝します
「感動した作品を沢山の人に共感してもらいたい」
そんな思いでブログを綴っています
私の栄養補給は‟映画”から、といっても過言ではありません(笑)
紹介映画を 楽しんでもらえたら とってもウレシイ!!
イマジネーションを膨らませてくださいね~^^
では、いきますよ!!
それでは
作品紹介
いってみよ~う^^
「ヒューマンドラマ」
「時代」
物語 ★★★★★
キャスト ★★★★★
映像 ★★★★☆
監督 ワン・シャオシュアイ
キャスト
ヤオジュン(ワン・ジンチュン)
妻リーユン(ヨン・メイ)
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あらすじ
中国の地方都市で幸せな生活を送っていたヤオジュン(ワン・ジンチュン)、妻リーユン(ヨン・メイ)、息子のシンシンだったが、ある日シンシンが川で溺れて亡くなってしまう。二人は慣れ親しんだこの地を離れ、親しかった友人たちとも距離を置き、自分たちのことを知っている人がいない遠くの町に引っ越す。
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感想
以前、この映画を観たことを職場の中国出身の同僚に話したら、私の妹もちょうど一人っ子政策が始まるときにお腹にいて1年間国籍がなかったよ~と笑いながら明るく話してくれた( ;∀;)本当に明るく。
他人事のように話す様子がちょっと意外でした。
ま~自分の子供ではないし、彼女も子供だったからそんな事を気にする年齢ではなかったのでしょうね。
この作品は中国ではタブーとされる『一人っ子政策』の題材ですから、本土で上映出来たことに製作者たちの間では喜びの声が大きかったと想像します。
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作品は一人っ子政策を中心に話が出来上がっているのですが、ただそれだけに話を作り上げているわけではなくそれに付随する中国の一般的庶民の生き方を綺麗にまとめ上げているのです。
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国の政策に翻弄され、自分の人生すら思うようにならない時代の中で
特別というわけではなくごくごく普通の夫婦が、苦難を受け入れ、苦難と寄り添い、真面目に淡々と生きていく…
夫婦を演じる2人の役者に感動します。
「静かに」そして「淡々」と「平」に過剰すぎるわけでなく、だからといって無感情ではなく愛情を表現することが下手というものでもなくそこにいるのが普通であたりまえ空気のような存在。
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演じるにあたって、二人は完璧すぎるぐらいの夫婦でした。
似たもの夫婦というのはこんな二人なんだろうな
なんて、ぼんやり考えてしまいました^^
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最後
自分の息子を失った時の事実を知った時「話してくれてありがとう」そういった。そんな矢先に友人の孫が生まれる、本来ならば自分たちにも孫の存在はあったかもしれない。誰を責めるわけでなく、事実を受け入れ、戻らない時間を懐かしむ。
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その自分たちが味わう事の出来ない出来事の中で
一本の電話にほほがゆるむ
その瞬間
『あ~~こんな展開が待っているなんて~~』
『反則だ~!』
そう思うと同時に涙腺崩壊です。
『生きていれば何が起こるかわからない
人生捨てたものではないよね
記事を読み返しながら、記事を修正する最中
またもや涙がこぼれ出す。
感動と幸福感のスパイラル。
映画の為に生きている(笑)
映画という名のビタミン剤
映画ドラマって本当にいいですね~💓
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2020’12’07
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