
50 『工作』黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男・本当の「敵」はどこにいる?

今回の作品
核開発をめぐって緊迫する朝鮮半島を舞台に、北朝鮮への潜入捜査を命じられた実在のスパイの工作活動を描いたサスペンス。
こんにちは~
「あ~よかった!!」ほとんどの映画に涙する感動屋^^
映画大好きのゆらりです
当ブログにお越しいただきありがとうございます。
初めてお越し頂いた方も以前からごひいきにして頂いている方も
貴方との繋がりをもてた「映画という素晴らしいものに」感謝します
そんな私が「感動した作品を沢山の人に共感してもらいたい」
そんな思いでブログを綴っています
私の栄養補給は‟映画”から、といっても過言ではありません(笑)
紹介映画を 楽しんでもらえたら とってもウレシイ!!
イマジネーションを膨らませてくださいね~^^
では、いきますよ~~^^
それでは
作品紹介
いってみよ~う^^
「サスペンス」
物語 ★★★★★
キャスト ★★★★★
映像 ★★★★☆
監督 ユン・ジョンビン
キャスト
パク・ソギョン (ファン・ジョンミン)
『華麗なるリベンジ』『アシュラ』『ベテラン』

北朝鮮 リ・ミョンウン(イ・ソンミン)
『KCIA 南山の部長たち』

パクの上司 チェ・ハクソン (チョ・ジヌン)『完璧な他人』

北朝鮮 チョン・ムテク (チュ・ジフン)
『アシュラ』『暗数殺人』『背徳の王宮』

あらすじ
1992年、軍人のパク・ソギョン(ファン・ジョンミン)は
北朝鮮の核開発の実態を把握するため
コードネーム「黒金星」という工作員として北に潜入する。
3年にわたる慎重な工作活動の末
彼は北朝鮮高官や上層部と確固たる信頼関係を築く。
しかし1997年、
大統領選挙をめぐる祖国と北側の裏取引によって
命懸けで行ってきた工作活動の意味がなくなってしまう。
感想
スパイものはハラハラさせられるのが
たまらく楽しいですねぇ~
呑気に構えていられない緊張感がたまりません^^
コロナの影響があってからわが日本の政治にも
無関心でいられなくなってきたからでしょうか?
最近身近に感じる北と南問題、
政治的にどんな絡み合いがあるのかとても
興味深いものであります。
この作品、全く華やかさは感じられるものではないわけなのですが
その代わりと言ってはなんですが男達のロマンが十二分に感じられる
満足感でうっとりしてしまいました。
私の中では「工作員=とかげのしっぽ切り」のイメージが定着している中で
やはりこれに関しても例外ではなくですが命をかけて国の為に!と
活動を続ける工作員と、北朝鮮上層部の2人の男の、想いが相通じる最後に胸が熱く高鳴り、まるで『ラブロマンス』を観ているかのような錯覚すら覚えたのです。

工作員は潜入する目的があり活動をしていくわけなのですが
祖国の政治情勢が刻々と移り変わり、会社で言えば他社に買収される、社長辞任、の様な事で、潜入している間にも上司がいなくなり
活動の意味すらなくなってしまう状況がある。
まさにそんな危機的状況の中で パク・ソギョン (ファン・ジョンミン) は
上司を見張り盗聴までしても自分の想いを貫く姿が感動を誘うのです。

また、パク・ソギョン (ファン・ジョンミン) と同様に緊張感と恐怖を感じることになるあの場面...

『将軍様とは目を合わせないように』
『第二ボタンの辺りに視線を』

逃げ場のない牢獄の様な空間に呼吸する事すら忘れてしまいそう…
まさに 自分に
『味方はいない』
あの威圧感、重圧感、は見るものに十分すぎる臨場感を与える
徹底した描写ではなかったか!と思えましたね~
徐々に徐々に、一つ一つ、逃げ場をふさいでいき、後戻りはできないぞ~~って(;^ω^)
最後

違う時代にやってきたかのような町の風景、死体が横たわる道端。
しわ寄せは北朝鮮国民の底辺ヘ…
国家権力を保持する為に国民の敵を作り上げる韓国政府、核開発を阻止する為のスパイ活動が政府の裏切り行為によって万事休す。
命がけの作戦に…
最後ラストシーン
『時計』『ネクタイピン』
見ればきっと目頭が熱くなる
政府は何を見ているのか?
昨今の日本政府を見ているかのようで
うなってしまいましたね~
世論を誘導する考え方悪者を仕立て上げる手法。
自分たちに矛先が向かないように…
新たな的を作り上げる…
この作品を観て、北朝鮮のイメージがなんだか今までと違った見方を
するようになった気がします。
映画の為に生きている(笑)
映画という名のビタミン剤
映画ドラマって本当にいいですね~💓
最後までよんでいただきありがとうございます
感想が面白いと思ったら
ポチっと!チップ!お願いします😊
2020’07’30
いいなと思ったら応援しよう!
