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「粋を追求すると自分らしさが生まれ自由が得られる」

九鬼周造


本当にそうだよね!

この言葉にうんうんと大きくうなづいてしまう。

野暮と粋の違いってなんだろう。

〈野暮〉

・自分のことだけで余裕がない 

・融通がきかない

・足し算

・逃げる

・がむしゃら

・結果にこだわる

では〈粋〉は?

・周りと調和しつつ自分らしさがある

・空気を読む

・引き算

・引き際を心得る

・マイペース

・欲張らない

・結果に執着しない 成り行きをも楽しむ

こんな感じかなと思うんだけど、どうかな?


最初はいろんなことが野暮なんだよね。

自分のことでいっぱいいっぱいで余裕がなく

周りの気遣いまで出来ない。

がむしゃらに進む。

人と比べて落ち込んだり得意になったりする。

自分のパターンが出来てくると

人のやり方を真似るのではなく

自分らしく、自分が良しとするもの、

個性を信じられるようになってくる。

気がつくと他人と比べるということが消えて

野暮で失敗したことが

活かされるようになっている。

それは、

より自分らしく

のびのびと肩の力を抜き

振る舞えるようになることで

周りをみる余裕が出てくるから。

自分だけではなく周りも気遣う余裕も生まれる。

それが結果として粋となって

自分らしさ、自由へと

つながっていくのだと思うのね。


だから野暮も必要。

野暮だなぁと思いながらも

繰り返して学習して精進していければ

いつか粋となるんじゃないかな。

自分がそう望むのなら。

だから今が野暮でもたくさん足掻いて

自分なりの粋への栄養にしていきたいね。

粋は引き際もちゃんとカッコいい。

野暮は聞く耳持たずグイグイと進もうとする。

粋な人って全力で頑張って工夫してみても

もう限界かなと思ったら

さっと切り捨てて

次へ行ける軽さがある気がする。

ぐるぐると立ち止まらないで

まずは、進んでいけるポジティブさ。

どんどん自分の良しと思う方向へ

執着せずに切り捨てながら進める強さ。

野暮のうちはもっともっと、という感じ?

まだ足りないまだ足りないと

頑張り続けて努力して

他人と比べて追い詰めて

どんどん重くなっていくような。

そんな足し算のイメージ。

どんどん色を重ねて最後には真っ黒になってしまうキャンバスみたい。

粋は引き算っぽい。

無駄なものは切り捨てて、

出来るだけ物事をシンプルに捉えられる賢さ、

取捨選択をさらっと出来て

必要なものにこだわるための軽さがあるような。


自分らしさを諦めない。

でも自分を出し過ぎない。

自分に自信を持って自由に進む

尚且つ

他人を不愉快にはさせない。


自分らしく生きて

それが結果としてかっこいい、

そんな粋な人になるぞー!









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